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東京で3台目の乗り物がやってきた、スズキ アドレスV125G (K7)

2回目の出戻り東京生活は5年目に突入している。最初に購入したのは2,980円の自転車だった。これは今もアパートに駐輪されていて忘れたころに乗るので毎回空気を入れるのが儀式になっている。
 
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そしてそれから8カ月後に19,800円の原付が仲間入りした。こいつには本当にお世話になった。1996年式ヤマハJOGアプリオ SA11Jは6.8psという50ccスクーターの中では最上位の馬力を誇った。そして関東エリアの半島という半島はもちろん、遠くは山を越えて新潟まで行った。もう戦友と言っても過言ではないだろう。残念ながら10日ほど前にヤフオク!で購入時より高い24,800円の価格がついて中東の人に嫁いでいった。夜10時ごろ、すでに5台ぐらいバイクが回収されたトラックにカタコトの日本語で動作確認もなく運ばれていった。エンジン?イイヨ、ウゴカナクテモと笑ってもらわれていったあいつはもう海を越えただろうか。
 
代わりにやってきた乗り物3台目の2代目バイクがスズキ アドレスV125Gだ。自動車学校に通い始めてすぐにバイクショップを回ってお目当てのスクーターを物色していてこいつが目に留まった。今までの原付と比べてそれほど大きさが変わらないものがよかった。それでいてJOGアプリオ譲りの秘めたるパワーは11.4psとなる。世代によって諸元も変わっていてわたしが購入したものは2007年式K7というものになる。現行のアドレス125は9.4psとなっていて2馬力もパワーダウンしている。
 
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12月中旬に納車されてきたK7はすでに一カ月前に整備を終え、主の免許待ちとなっていた。スクーターで3万キロ超えというのはそれなりに使い込まれているため信頼の置けるバイクショップで完全整備の上で購入した。整備を含めて車両価格は税込み89,800円だった。
メーカー SUZUKI
車種 アドレスV125G
機種名 UZ125GK7
フレームNo. CF46A-530175~
タイプ UZ125GK7
年式 2007
装備品取り付け
新しくバイクを導入すると最低限つけなければいけないものがある。前車から取り外してあるリアボックスとスマホスタンドはそのまま流用する。一番重要なスマホの充電装置はメットインの中にあるシガーソケットを活用することにする。また、冬最盛期なので寒さ除けの手の甲カバーを取り付ける。
調達品
エレコム カーチャージャー 車載充電器 急速 コンパクト
AWINNERRスーパースピード USB3.0 延長ケーブルコード
スズキ純正 カバー ナックル レフト ライト
スマホスタンドとカバー取り付け
 
 
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ボディに逆ネジアダプターがついていて、その上に純正サイドミラーがついている。スマホスタンドはボディと逆ネジアダプターの間に、カバーは逆ネジアダプターとミラーの間に取り付ける。まず口幅14のスパナで緩めてミラーも逆ネジアダプターも取り外す。スマホスタンドはとくに問題ないだろう。
 
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カバーは取り付けに関して何もついていなかったのでM10のワッシャーをホームセンターで購入して使用した。樹脂製なので強く締めつけると傷んでしまうからだ。本来はグリップエンドでも固定しての2点留めになるが、どうせ冬の期間だけなのでここ1点での固定だけにした。ようは風がしのげればいい。
 
メットインからの配線
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シートの下にあるヘルメット収納スペース内になぜかシガーソケットが標準でついている。充電系はこの中で行えというのか。防水エリアなのでわからないでもないが、設計者の意図を図りかねる。今回はせっかく付いているスペックなので取り回しが大変だがここからの給電でスマホを充電することにした。GALAXY S9+は米クアルコムが提唱するQuick ChargeとPower Deliveryの急速充電規格に対応している。この急速充電という言葉がくせ者でいろんな規格が存在している。選んだのはQuick Charge 3.0に対応したチャージャーでは一番小ぶりなものにした。
 
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なるべく大掛かりにしたくないので外した部分はフロントカウルとシート下の部分だけ。まずシート下のフタを取り外すと一か所ネジがあるのでそこを外してこのように隙間を作ってケーブルを通す。
 
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こんな感じになる。シートを閉めてもケーブルは干渉しない程度の隙間はあった。
 
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次に側面のネジを外してこれも隙間を作って先ほどのシート下から頭を通して引き抜き、このように側面を這わせて前に持っていこう。
 
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フロントカウルも外してケーブルを通していく。中で遊ぶようなたるみがなければ固定の必要もないだろう。
 
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こうしてハンドル下のすき間を通してメットインからUSBの口を持ってくることができた。あとは超強力両面テープで先端とケーブル部分を固定して完成だ。なるべく雨の影響を受けないようにボックスの中の方に設置する。
 
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試しに通電をしてみると無事急速充電として認識されている。

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完全体となった我がアドレスV125Gがこちらだ。本格的な長距離はまだ行っていない。年内はちょっと無理そうだ。しかし、数キロ走った感じではさすがに排気量が倍以上になっている加速は体感できた。JOGアプリは思いっきりスロットルを回すとウイリーするほどのじゃじゃ馬だったが、こちらは飛行機の離陸時のような体を後ろに持っていかれる加速が味わえる。
 
新しい中古バイクでの半島攻めは伊豆半島に決めている。沼津からスタートして反時計周りに下田、伊東、熱海、湯河原を抜けて小田原まで戻ってくるルートを考えている。天気のよい割と暖かい週末があればぜひチャレンジしてみたい。