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伊豆半島周遊の旅、出鼻くじかれ伊豆で踊れず

プランニング

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125ccを取得したときから決めていた伊豆半島をどのように回るか。半島の付け根に位置する沼津と湯河原を起点・終点とすることにした。できれば帰りは近くなるゴールの方がいいので、必然的に反時計周りで周回することになる。それぞれを周った印として御朱印帳代わりに官公庁を目指すことにした。沼津市役所、西伊豆町役場、下田市役所、東伊豆町役場、伊東市役所、熱海市役所と周り、ゴールが湯河原町役場だ。時間があれば足湯にでも浸かりたい。もちろん、回っている最中の人気スポットにも立ち寄るつもりだ。
 
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Yahoo!地図で可能な限り海岸線に沿ってルートを引かせると210kmと出た。なかなかの距離だ。史跡を巡っていると6時間コースだろうか。アドレスV125Gの機動力をもってすれば造作もないことだろう。

絶好の冬晴れ

この冬は雨が降らない。おかげで乾燥注意報が出るし、インフルエンザは蔓延する。しかし、週末のお出かけには最適だ。濡れた路面はバイクには大敵。安全走行で無事乗り切りたい。
 
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2月2日(土)満を持して朝5時半に出発。10時ちょうどに沼津市役所に到着した。なかなか銘板が見当たらず苦労した。この一ヶ所にしかなかった。まずは小さな一歩だが、大きな飛躍へとつなげたい。
 
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海岸線を走る関係で途中随所で富士山を見かける。いろいろな情景での富士山を楽しめるのもこの周遊の楽しみだろう。
 
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沿道では至るところでみかんやポンカンが販売されている。もちろん買う人の良心に任せた無人販売は日本ならではの商売だろう。
 
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曲がりくねったカーブを車体を傾けながら走行するのはバイクならではのもの。軽快にコーナーリングを楽しんでいたそのときに悲劇は起きた。なるべく道路の真ん中を通っているつもりがややスピードを出し過ぎて膨らんでしまった。バイクにとって路面凍結はもちろん、このような落ち葉も大敵であった。遠心力のままバイクは右カーブの状態でスリップ転倒、後続も対向もいなかったので単独の事故となった。
 
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ボディの左側面から見るとよくわからない。それでもミラーや風よけのナックルガードに擦った跡がある。
 
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右側は悲惨だった。ウインカーは点滅しなかった。
 
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わたしはというと、ワークマンで買った防水防寒スーツがこの通りだ。ただ、衝撃はある程度吸収してくれたようだ。それでも軽い打撲はあちこちあった。ナビ代わりにしていたスマホは無事だった。
 
まだ34/210kmしか進んでいない。ここで旅を続けるかどうか考えた。まずはバイクを再始動してみた。エンジンはかかる。ただ走ると微妙に前輪が振動する。軸は曲がっていないが、ホイールが変形したようだ。自走はできるがそもそも右ウインカーが点滅しない状態では整備不良で走れない。三浦雄一郎のごとく勇気ある撤退を決意した。
 
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半島の額を少し舐めただけで失意のうちに東京へUターンとなった。それでも富士山は温かく見守ってくれていた。またおいでと言わんばかりに。
 
帰路は右ウインカーが点滅しないので急遽手信号での運転となった。右折する場合は左腕を肘のところで垂直に上を向けて合図する。左折の場合は左腕を水平に出す。もっとも左折ウインカーは無事だったのでこの合図は使わなかった。
 
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19時に到着、すでに購入したバイクショップは閉まっているので翌日早速持ち込んだ。昨年12月中旬に納車されてわずか1か月半で出戻りすることになるとは思っていなかっただろう。必要なパーツを取り寄せて一週間ぐらいで直るという。一体いくらかかるのだろうか。仕方がない、封印していた最後のお小遣い稼ぎをするしかないか。それはCM2の後で