2000年から始まった祝日を月曜日に移行して3連休になるハッピーマンデー制度、今月は3連休が2週連続するという幸運に恵まれた。2018年は3連休以上が存在しない月は3月6月8月の3回だけだ。今回は敬老の日がらみだが、老人とはいったい何歳以上なのだろう。国連では60歳以上、WHOでは65歳以上、日本では法律的に65歳以上ということでいいようだ。わたしの場合はまだ10年ちょっとある。
1日目
上野動物園上野動物園に行ってきた。正式名称は東京都恩賜(おんし)上野動物園という。恩賜とは天皇またはそこに近い方からたまわることを指し、この動物園も1924年に今の天皇陛下(当時皇太子)結婚を記念して宮内省から東京市に下賜された。最近の話題はなんと言っても去年6月12日に上野で誕生したメスのパンダ、シャンシャン(香香)だろう。今年の6月5日からようやく整理券をやめて並んだ順で観覧できるようになった。
そもそも上野のパンダというとわたし世代はやはりランラン・カンカンだろう。1972年7月に田中角栄が総理大臣に就任するとその2か月後の9月29日に日中国交正常化を実現させ、翌10月に中国から贈られたパンダ2頭だ。日本中がパンダブームだったと記憶する。そのパンダフィーバー再びのシャンシャンを見てきた。
上野動物園は国連基準のようだ。あと6年経ったらまた来よう。
あいにくの雨模様であったが、シャンシャン人気はまだまだ健在のようだ。ただ、さんまで3時間並んだわたしには造作もない待ち時間だ。
雨の日はテントを用意してくれている。確かに傘を差した状態で並ばれては困るのだろう。敬老無料という割にはあまり対象者はいなかったような気がする。
お決まりのフラッシュ撮影禁止はマナーとして守りたい。
この矢印の先にシャンシャンがいる。案内員が拡声器で立ち止まらないでくださいと連呼している。
ようやくとらえた右の1歳児がシャンシャンである。1歳3か月でこの大きさだ。
園内では他にもゴリラの赤ちゃんが人気だった。
サルも体重計に乗る。
プレーリードッグはひたすら食べていた。
根津神社
なつかしの射的ゲームは空気銃でコルクを飛ばして的を後ろに倒して落とせばその景品をもらえるというもの。高いものはコルクではまず倒せない。
YOUが金魚すくいにチャレンジしていた。一匹だけの成果はキャッチ&リリースだった。
インスタ映えしそうなこの千本鳥居は一基10万円で建てることができる。
2日目
目黒のさんま
先週の9日(日)は目黒駅前商店街振興組合青年部主催の目黒のさんま祭りであった。3時間並んでノーさんまという歴史的な敗北を喫した。そして今度は一週間遅れで目黒区が主催する第42回目黒区民まつりの催しとして5000匹が振舞われるという。区は自身が元祖であるとHP上でこのようにうたっている。『全国的に有名な「目黒のさんま祭」は目黒区民まつりの催しの中のひとつです。同時期にJR目黒駅前でも「目黒駅前商店街振興組合」が主催する「目黒のさんま祭り」が開催されますが、こちらは全く別のおまつりです。』
用意しているさんまの数こそ5000対30000ながら、公的な立場での主張をしている。この日は日曜日であり、SUNDAYにかけて、SUNまつり(さんまと祭りをかけている)というダジャレもお役人センスだろうか。
先週あぶれた人の群れであろうか。またあの3時間の悪夢が脳裏によぎった。
しかし、そこはさすがに区のお祭りだった。ちゃんとリストバンド方式で無駄に行列をさせず、わたしの場合は11時半に並べばさんまを食することができる。リストバンドは色別に時間帯があって、一番最初のグループは白で10時10分の開始だった。
区の広報がトップの人を取材していた。なんと朝4時から並んだということだった。ということはさんま1匹のために6時間並んで食すのか。なんともあっぱれである。
来月から神楽坂という名称がつく相場くんのドラマが始まるようだ。
神社のすぐ近くに変なお店があった。しかも店主が出かけていて留守という謎のお店だった。さらにその手前に亀井堂というクリームパンが人気のお店がある。残念ながらこの日は休業日だった。
3日目
台場巡り
ところどころに公園があり、彼岸花が咲いていた。秋はもうそこまできている。
このレンタサイクルは30分150円、以後30分ごとに100円加算なので、3時間借りて650円になる。今のところ都内は練馬以外はどこでも返却ができるようだ。借りた場所に返さなくていいのは助かる。
ちょうど水陸両用車が水の中に入るところを見ることができた。
ビーチバレーの大会が開催されていた。この日は久しぶりの夏日となった。
台場公園の先端からレインボーブリッジを撮影してみた。
アクアシティから眺めるレインボーブリッジ