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東京と仙台の中間地点、那須・日光の旅へ

前回で予告した旅は時の記念日である6月10日(土)に敢行した。朝5時半に出発、待ち合わせ時間は午前10時とした。
 
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その大半は国道4号線の旅でもあった。4号線は日本橋から青森まで総延長854.9kmにも及ぶ全国最長国道である。この175kmポストを左に折れると待ち合わせ場所の那須高原スマートIC上り出入り口になる。
 
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当然、原付では進入することができない。ここで待つこと数分、仙台からは高速道路を使ってきた250ccバイクがやってきた。
 
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我が原付とフュージョンした記念すべき瞬間だ。東京と仙台の中間地点はお互いの都県庁舎から176km隔ててここに結実した。
 
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この旅はこれで終わりではない。まだ①に過ぎないのだ。このあと、②那須温泉ファミリースキー場、③日塩有料道路を通り、最終目的地は日光東照宮となる。
 
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待ち合わせ場所から標高差800メートル上にある那須温泉ファミリースキー場に向かった。さすがに原付ではきつい。フルスロットルでも10km/hぐらいの速度でようやくその場所に到着した。このスキー場が今シーズンの営業を終えたのが3月20日、それからわずか一週間後の3月27日に悲惨な雪崩事故は起きた。「春山安全登山講習会」48人中、高校生ら8人が亡くなるという痛ましい事故だった。この階段もニュース映像に盛んに登場した。〔写真特集〕栃木のスキー場で雪崩
 
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あれから2か月半が経過し、山からはすっかり雪が消えている。献花台も設置された慰霊所で手を合わせた。春山の様子からはあのような事故が起こる危険性はみじんも見られなかった。雪山の恐ろしさを改めて思い知った。
 
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山を降りる途中で展望台に立ち寄った。
 
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今回のもう一つの目的である新旧スマホの撮り比べである。左が新型のGalaxy S8、小振りになった分、持ちやすくなった。手が小さいわたしにはありがたい。
 
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下る途中で硫黄の臭気が漂う場所があった。千体の地蔵に拝まれると不思議な感じがする。
 
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ではいよいよ日光に向かうことにしよう。バイクのだいご味は峠越えである。28.1kmのもみじラインがわずか50円で走れるのである。途中雨に降られながらも、車体をくねらせ完走できた。後ろを付いてくる250ccが苦戦するほどであった。きっともみじのシーズンは格別なのであろう。
 
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途中、車が横転する事故を間近に見て30分ぐらいのロスタイムを取りつつも15時半に到着した。
 
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拝観券1300円、そうだった。以前に来たときも高くて入らなかったのだ。日光東照宮恐るべし。しかし、このまま見ざるで帰るわけにはいかない。
 
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警備員がいて強行突破するわけにもいかなそう。残り1時間は無料開放とか、300円ぐらいにしてもらえないものだろうか。客の要望は聞かざる神社なのだろうか。
 
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手ぶらで帰るわけにはいかないのであちこち探すとあった、ありました。
 
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しかし、これよく見ると修復前のものではないか。修復後の色鮮やかな三猿が見たい方はこちら
 
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日光東照宮東京スカイツリーと同じ高さだと紹介されているのを見て東武鉄道グループの商魂たくましさを感じたと言わざるを得ない。仙台の彼とは宇都宮餃子を食べて別れた。またひたすら国道4号線を通り21時半、16時間という長丁場の旅を終えた。