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元モーニング娘。吉澤ひとみの事故現場検証と目黒のさんま祭り

今週の日本はいつになくハードだった。まずは4日(火)の台風21号だ。25年ぶり“非常に強い”まま上陸した。とくに関西地方を直撃してその惨状はニュースで流れている通りだ。今もって完全復旧はしていない。実はこの台風で愛知の実家も小屋の板が一枚飛んでいく被害に遭っている。
 
そしてまだ記憶に新しい6日(木)未明に起きた北海道胆振(いぶり)東部地震だ。道では初めての震度7という揺れだった。あの広大な大陸が丸ごと停電になるとは誰が予想しただろう。

その日はまだ被害状況が刻々と伝えられる中、同日朝7時にとんでもない事故が東京で起きていた。元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ容疑者(33)【本名同じ】が逮捕されていた。自宅から酩酊状態でマイカーを運転して東中野駅前の信号機がある横断歩道を赤信号無視でノーブレーキのまま通過し、自転車に乗った20代の女性と接触してケガを負わせたまま逃げた容疑である。15分後に自ら110番通報をして現場に戻ったところを逮捕されている。
 
その言い分が常識では考えられない。呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出されている。それでも前夜酒を3缶程度飲んだだけ、また車を停止させなかったのも停める場所がなかったと言うのだ。ぜひ私的に現場検証したいと思い立ち日曜日のほぼ同時間に現場に向かった。
 
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現場は山手通りを南から北に向けて、ちょうどJR中央線東中野駅と交差する辺りで事故は起きた。山手通りに沿って地下に首都高速が走っているためこのような換気塔がところどころにある。
 
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吉澤容疑者は車が見えている辺りで接触事故を起こしたものと思われる。赤信号で通過していることを考えるとほとんど居眠りか正常な判断力を失っていたのかもしれない。なので、大きな接触音を感じても瞬間的に何が起きたのか理解できないのはわかる。しかし、数百メートルも走れば我に返って車を寄せて確認をするのではないか。
 
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実際現場のすぐ数十メートル先には左に退避できるスペースがある。ただ、このときはまだ意識が戻ってなかったとしよう。
 
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それでもそのあとこの山手通りは延々と左側に停車スペースが設けられているのだ。おそらく我に返って、どうしようどうしようと車を走らせているうちに時間が経過してしまったのだろう。
 
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この日の吉澤容疑者はマクドナルド練馬田柄店で行われる「2018秋クルー採用キャンペーン」発表会に出席する予定だった。同じく元モーニング娘。でタレントの保田圭(37)が今年1月第一子を出産したこともあり、好印象なママタレ2名を日本マクドナルドは呼んだ(つもりだった)。事故現場Sから練馬田柄店Gまで約9kmを実際に走ってみることにした。おそらく吉澤容疑者もカーナビをセットしていたに違いない。
 
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山手通りを5分ほど直進して新目白通り交差点を左折したと思われる。
 
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するとすぐにパーキングスペースがいくつもあらわれた。ここでようやく車を停めて冷静になったのではないだろうか。夫や事務所に電話を入れたのちに110番をしたとするとちょうど15分ぐらいだろう。右に見える新目白通りには合流せず、その先の信号でUターンをして現場に戻ったのではないだろうか。ひょっとして車外に出て車の状況を確認したかもしれない。ノンストップなので被害者の状況もわからずかなり不安だったことが想像できる。この時点で被害者のことを考えず、仕事をどうしようとか、夫や2歳の子のことを考えていたらもう人間失格である。
 
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そうこうするうちに目的地のマクドナルドに到着した。片側一車線の曲がりくねった練馬の住宅街を走ってきた。東中野駅で事故を起こさなくても、この経路では途中で事故を起こしていたはずだ。その場合はもっと被害が大きくなっていた可能性がある。
マクドナルドの隣が自動車学校なのは何かの皮肉か。吉澤容疑者はもちろん一発免許取り消しである。一定の欠落期間を過ぎた後にまた自動車学校に通っていただこう。
 
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店舗には「主婦力は、即戦力。」というポスターが掲示されていた。最近のマクドナルドは高齢者や外国人クルーを見かけるので、主婦層を取り込みたかったのだろう。その思惑は大いに崩された。吉澤容疑者にはぜひ猛省をして、ご迷惑をおかけしたマックのクルーとなり日本の未来を世界がうらやむようにしていって欲しい。
9/14 追記
本日驚くべきドライブレコーダ映像が公開された。まさに交通事故の瞬間が記録されていたのだ。まずこの映像をご覧いただきたい。
 
 
 
その後にわかったいくつかの内容で、先の現場検証結果を修正しておきたい。まず映像からわかるのは明らかにスピードを出し過ぎで赤信号に気付くのが遅れて急ブレーキをかけていること。結果、間に合わず衝突をするのだが、自転車の女性が直前に気が付いてスピードをゆるめたのが幸いして半身だけの衝突で済んでいる。前かごの荷物が歩道の中央まで飛ばされているところからも衝撃の強さがわかる。
事故を目の当たりにしていったん横断をやめた女子学生は気にしながらも誰も歩み寄ることがなかった。動画にはないが、吉澤容疑者の車が先の信号で停まっているところに追い付いたバイクの運転手が現場に戻るように窓ガラスを叩いて抗議するも無視して立ち去ったことから、その悪質度がさらに増してしまった。

目黒のさんま祭り

そして今日のもう一つの目的、目黒のさんま祭りに初参戦である。今年はさんまが豊漁だというニュースを先月見たばかりだ。店頭でも150円ぐらいで生さんまが手に入る。お手頃な秋の味覚になっている。このさんまをその場で焼いて7,000尾をふるまうという。会場には9時半ごろ到着した。
 
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この時点で列の長さは600メートルになっていた。まだ最盛期の頃の猛暑でないだけましだった。そうでなければ熱中症で何十人も運ばれていただろう。
 
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大混雑の中で3時間、皆のイライラがピークに達しているところで子どもが大泣きしてぐずりだした。またベビーカーが都度当たるので前のおじさんが舌打ちしている。
 
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ここでスマホのバッテリーが残り10%を切ってしまった。この位置からでもまだ1時間以上はかかる。3時間並んだが無念のリタイヤとなった。スマホが使えなくなってしまっては撮影もできない。
 
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この中からイチ抜けをした。3時間で500メートルの牛歩戦術を体験させていただいた。
 
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この奥のグループが最終ゴールである。ただし、ここでもまだ1時間はかかるはずだ。
 
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バッテリーのあるうちに取材をしておこう。生さんまは会場横まで運びこまれ、宮古岩手県)の塩がかけられていく。
 
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行列の遠くからでもこの白く立ち上る煙は確認ができる。ここの焼き子さんたちはおそらく数日さんまの匂いが取れないだろうな。
 
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無事さんまを手にした人は持ち帰りは許されず、必ず会場そばにいくつか設けられたテーブルで食していくことになる。すりおろしたダイコンもちゃんと用意されているのでご安心を。
 
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さんま焼の反対車線で踊りが始まった。
 
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そして目黒駅前広場でもさんまのイベントは行われている。
 
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結局、くやしいので帰りにダイエーで198円のさんまを購入して帰宅した。ビールとともにいただいたが、基本白い部分しか食べないので食べる部分の少ないこと。このために3時間並んだのかと考えさせられる一日となった。