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エキサイティング花火2018 第43回 江戸川区花火大会 不完全ガイド

今年も江戸川花火の季節がやってきた。先だって上流から下流までを旅した江戸川の河川敷で開催されること43回目になる。対岸の千葉県市川市は第10回から共催になっているため第34回市川市民納涼花火大会となり、9回のずれが生じている。
 
毎年、最新のGALAXYで花火の撮影を行うのが定例行事になってしまった。今回はGALAXY S9+だ。それにしても例年にない異常気象が続いている。猛暑というより酷暑だ。加えて台風が多発している。実際、先週は日本最古と言われる墨田川花火大会が台風12号の影響を受けて一日順延した。野菜の高騰も続いている。地球がおかしくなってきているのか。
 
いつもはバイク旅をしてから夜の部として立ち寄る花火大会も今年は暑さで出かける気にもならず、買い物を済ませて16時ごろに会場近くへ向かった。17時以降は交通規制がかかるため先に原付の駐輪場所を確保しておくためだ。もっとも、車と違って手押しであれば規制後も通過できてしまうのであるが。

会場下見へ

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15時半に到着した。上流側から進入するとすでにシートで埋め尽くされていた。メイン会場は奥に見えるクレーン車の位置になる。その向かいは協賛者席なので今年はピンクのリストバンドがないと立ち入ることができないスペースだ。スポンサーあっての花火大会なのでこれはやむを得ないだろう。
 
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ここは無料席だがスペース制限があるようだ。花見も花火も場所取りは大変だ。
 
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協賛者席はこのような紙が貼られている。心なしかシートも高級な感じがする。
 
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毎年恒例の通信キャリア移動車があちこちで準備されていた。どうせこんなのを置いても開始1時間前から輻輳(ふくそう)と呼ばれる混雑による通信障害は避けきれない。結局今回も18時ぐらいからパケットが流れなくなり、それは花火大会会場近くを離れる21時まで続いた。これはあちこちで見られた光景だが、LINEでお互いの場所を知らせて待ち合わせなんて通常よくやる方法がここでは成立しない。対岸合わせて139万人が訪れる観覧者数日本一の花火大会でははぐれたら最後だ。
 
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今年も通路が敷き設されている。例年この場所を協賛者より前で練り歩くのだ。
 
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クレーン車2台を使って富士山のワイヤーが張られているのがわかる。毎年恒例の光と音によるメインショーだ。
 
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16時時点ですでに協賛者席の受付は始まっていた。ピンク色のリストバンドが恨めしい。
 
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篠崎公園の駐車場では警察官が警備の準備を始めていた。22時近くまで監視は続く。

電車なら篠崎駅から

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今年は時間に余裕があるので会場下見をした後に早めの夕食と涼を求めて食事ができる場所を探した。ココス 篠崎店というファミレスが篠崎駅から7分程度のところにある。19時15分の開始まで時間をつぶそうという同じ思惑の客でとても席が確保できそうな感じではなかった。
 
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その近くに幸楽苑という格安中華店があったのでそちらに行くとなんと座席にも余裕があった。
 
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カウンターに案内され定番のラーメンとギョウザをいただいた。さすがにこれだけでは時間がもたないのでデザートも時間をおいて発注、結局18時半までクーラーの効きすぎた店内で過ごすことができた。終始席には余裕があったのでこの店は花火大会においては穴場かもしれない。

再び会場へ

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幸楽苑を出て、下流側から河川敷に入り打ち上げ場所に向かった。打ち上げ30分前、無料席は人で埋め尽くされていた。屋形船も確認できる。
 
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会場のいたるところでトイレの行列ができている。ここに並んでいる人は19時15分の開始に間に合うのだろうか。わたしは幸楽苑でちゃんと済ませて会場入りしている。
 
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ここで困ったことが起きた。なんと去年まで立ち入れた協賛者前の道がブロックされている。リストバンドの着用を確認しているのだ。これでは特等席に行けないではないか。
 
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改めて会場地図を確認してみる。しまった!毎年通路を歩きながら見る輩のせいで(わたしだ)規制されてしまっている。やむなくこのぎりぎりの⑦エリアで観覧することになってしまった。ここが無料で見れる下流側の最端になる。
 
 
スポンサー名の連呼、えらい方のごあいさつの後に打ち上げが始まった。オープニングはS9+のフルHD動画でお楽しみいただこう。

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桜花爛漫~富士の空~は10分後に始まる。これも動画で記録した。以後すべてGALAXY S9+による加工なしのオートによる画像をお届けする。
 
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和火(WABI)~飛龍の舞~
 
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パステル☆イリュージョン
 
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銀色のセレナーデ
 
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疾風迅雷~ハヤテのごとく
 
 
 
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未来の聖火(ともしび)~輝きの向こうへ~
 
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最後の花火が打ちあがるのを見て速攻で席を立った。一刻も早く会場を離れ通信環境を復帰しなければならない。DJポリス、救急車、人の群れ、一帯がカオスと化していた。

祭りのあと

気になって翌日14時ごろ、会場となった江戸川サッカー場を訪ねてみた。
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思わず松尾芭蕉もこうつぶやいたに違いない。夏草や 兵どもが 夢の跡、これが前日夜に139万人を魅了した会場だろうか。ゴミ一つ落ちていない。
 
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残るは協賛者席のわずかなブルーシートのみであった。なんと奥では早くもサッカーが行われていた。大会後に夜通し片付けが行われたのか、早朝から片付けが行われたのかわからないが、驚くべき復旧の早さであった。もうまもなく前夜の供宴は跡形もなく消え去るだろう。
2年後は東京オリンピックが開催真っただ中なので日付をずらすか、開催を見送るか。どちらもパッと咲いてパッと散る、うたかたのごとくはかなき夢が人々を魅了するのかもしれない。