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祝:国立西洋美術館世界文化遺産でモネの池を訪問

2016年7月17日、クーデーターのあったトルコで上野にある国立西洋美術館が国内20件目の世界文化遺産登録となった。印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクションを主としていてその代表格は日本人にもなじみのあるクロード・モネだろう。

 
そのモネの作品が岐阜のとある池で見れると連日大盛況だそうだ。これは見ないわけにはいくまい。3連休最終日絶好の晴れ日はまさに梅雨明けであった。
 
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愛知の実家を出発して1時間もすると墨俣一夜城が登場する。秀吉出世の象徴のように言われているが実際には眉唾のようだ。
 
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さて、そこからさらに1時間ほど北上すると根道神社がある。これ、検問ではなくモネの池渋滞を処理する警察官。まだ9時を過ぎたばかりだというのに何もない山道で突然渋滞が起きる。わたしはバイクなのですいすいと池のすぐ近くまでそのまま進めて駐輪した。
 
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この人だかりの向こうに池がある。いったいどんなものなのだろう。
 
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人ひとヒト、しかも全然池が透明じゃない。と思ったら、日かげになっている部分はどうも黒くなってきれいに見えない。画面向こうの日射しが当たる部分にこそ求めるモネがある。
 
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ようやく透明に見える場所にたどり着いたら、カメラで陣取られていてなかなかキャンバスが見えない。池を泳ぐコイがファインダーの前を通り過ぎる絶妙のタイミングを待っているようでみんな動きやしない。
 
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かろうじて撮った一枚がこれ。水面の反射がなければ確かにコイが浮いたように見えるかもしれない。ただ、ちょっと過大評価過ぎるような気もする。およそ5分ほどで退散した。
 
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帰りに立ち寄った道の駅ラステンほらどに寄ると商魂たくましくおみやげが売られていた。名もなき池ってことはモネの商標は使えないのだろうかと大人の事情を察してみた。
 
今度は上野でしっかりホンモノのモネを観てくることにしよう。