tomoca2の ブログ

tomoca2のブログ

since 2010.5 Yahoo!ブログより移行

がんばれ!レゴランド・ジャパン、ガンバレ!メイカーズ ピア

夏休み10連休も最終に近くなった。毎日耳にするニュースの中で、ご当地愛知に関するものではレゴランドが多かった。それもあまりいい話ではない。今年4月1日に開業してまだ5か月目に入ったばかりなのに、入場料が高い、客が少ない、併設する商業施設が閑古鳥、といったマイナス報道ばかりだ。
 
そういえば久しくレゴランドのある金城ふ頭に行っていない。商業施設があちこち逃げ出す前に見ておこうという気になった。家からは車で1時間もかからない距離にある。雨の多い夏休みでようやく晴れた今日訪問してみた。
 
イメージ 1
 
電車で来る人は、名古屋駅からあおなみ線に乗って終点金城ふ頭駅にて下車する。右に見えるJRマークは2011年にオープンしたリニア・鉄道館だ。レゴランドに向かう人は高架をはさんで反対側に向かうことになる。
 
イメージ 2
 
車で来る人で商業施設だけ見て2時間以内に帰れる自信のある人は、ファニチャードーム本店の駐車場に停めるのがいい。2時間まで無料だが、それを超えると30分500円という鬼タイムに突入する。
 
イメージ 3
 
それにしてもこのファニチャードームは見違えた。2001年にオープンした当初はそれはそれは広大な店舗に先進的な展示で人目を集めたものだ。それが10年もすると非常にさびれた店になってしまっていた。名古屋港に近いだけあって潮風が当たるのか、店舗の痛みも早かったように思う。このまま朽ち果ててしまうのかと思ったところでの起死回生であった。もう数年前の面影はない。新しく生まれ変わったドームがそこにあった。
 
イメージ 4
 
ドームの店舗内から2階に上がって左側に進むと出口があって、2階にかかった渡りがそのままレゴランドのある一帯までつながっている。道路の向こうに見えるのが商業施設Maker's Pier(メイカーズピア)だ。奥に見える工事中の建物はオフィシャルホテルであるレゴランドホテルジャパンで来年の開業を目指している。
 
イメージ 5
 
時間は土曜日の12時を少し過ぎたぐらいである。久しぶりに晴れわたった土曜日、それも長期連休のある企業の夏休み最後の週末だ。入り口にしてこの人出はどうしたことか。
 
イメージ 6
 
お、毎正時に噴水ショーがあるのか。12時に入ったので14時には出なければいけない。13時一回のチャンスを見逃さないようにしなければ。
 
イメージ 7
 
まず全体図を確認しておこう。赤枠で囲まれた4つの店舗のうち、右側がなんとオープン2か月で撤退したためすでに白く塗られている。また、真ん中の3店舗は今月いっぱいで撤退する。レゴランドはこの奥にあるので、必ずこの商業施設を通ることになる。その集客を見込んでの出店だったわけだから、それが期待外れであれば撤退はキズの浅いうちにということであろうが、6年契約のうちの半年にも満たずに4店舗が去るのはまったくの計画外れだろう。
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
レゴランドにつながる通りを抜けるがご覧の人通りである。
 
イメージ 10
 
ここまで来てカレーという気もするが、カレーハウスCoCo壱番屋は愛知県発祥のカレーチェーンであり、「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネスに認定されている。現在でこそハウス食品の系列に入ってしまったが、創業者の宗次徳二はいい意味での変人としてココイチを離れ今も活躍中である。
 
イメージ 11
 
いよいよレゴランドエリアに入っていく。青いテントでは簡単な手荷物検査が行われている。わたしは手ぶらなのでスルーだった。
 
イメージ 12
 
カラフルなゲートで、さすがにここには人がいた。ただ、大渋滞という感じではない。
 
イメージ 13
 
ここまでは無料で見ることができる。わたしや子どもはレゴブロックに興じたことはないが、世界中にファンがいるという点ではプラレールの比ではないのだろう。
 
イメージ 14
 
イメージ 15
 
さて、戻ってメイカーズ ピア内を散策しよう。相変わらず人は少ない。
 
イメージ 16
 
普通であれば列をなす限定品も並ばずに買えてしまうのではないかという感じ。
 
イメージ 17
 
来週末は中央にある芝生広場で盆踊りを予定しているようだ。
 
イメージ 18
 
いよいよ13時になると、音楽とともに噴水が踊りだした。およそ5分ほどの演奏であった。
 
イメージ 19
 
最後にパン屋さんで買い物をしてメイカーズ ピアを終えてドームに戻った。レゴランドに行かずとも、この商業施設だけを2時間以内で楽しんで帰るというのも十分ありだと思った。レゴランドに寄生するつもりで出店した業者は自身の努力をせず、勝手に客が流れてきてくれるものだと思っていたのかもしれない。実際にはそうではなかったわけだから、方向転換をして自らの魅力で来てもらう努力が必要なのだろうと思った。わたしはまた半年ぐらいしてどうなっているのか見に来てみたい。