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日本列島東西南北最端の旅ついに大団円 2日目

9月21日(日)
日付変わって3時半に起床した。前日にコンビニで用意しておいたおにぎりを食べて4時20分に宿を後にした。宿泊地から納沙布岬まではおよそ30分ほどの距離だ。
 
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4時38分の時点ですでに空は明るみを増している。急がねば。4時55分、納沙布岬に到着、同じく日の出を見るための観光客レンタカーが数台置かれている。
 
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5時3分、計算通りに太陽が顔を出した。その瞬間、その場に居たものから歓声が上がった。よく見ると、釣り人がひとり。厳密には彼が一番日の出に近かったと言えるだろう
 
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気がつくと結構な人数が集まっていた。これが元旦の初日の出ならもっと多くなっていたことだろう。数分で太陽は完全に顔を出した。
 
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最東端の碑は他と比べるとちょっと小ぶりだ。
 
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売店にはこんな看板が出ていたが、当然まだやっていないのでこの証明書を買うことはできなかった。
 
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岬にはさまざまなモニュメントが設置されている。そのほとんどがこうした北方四島にまつわるものだ。子どものころから習っている北方領土は日本固有の領土ですというのはいつ実現するのだろうか。さて、納沙布はここまでにして後の予定をこなしていこう。
 
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道中で気になったのがこの注意書き。至るところで見かけた。シカを見ることはなかったが、轢かれたばかりのキツネは見た。一応、道路左右にはネットがあり、動物が飛び出してこないようなブロック措置はとられているようだ。
 
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摩周湖に向かっている途中で気がついた。結構登っていくのだ。それもそのはず、摩周湖は火山の噴火でできたカルデラ湖だった。さらに駐車場が有料だった。
 
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登山って文字を見るとここが山であることを認識させられる。
 
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今日はあいにくの?快晴で、霧の摩周湖ではなかった。
 
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野生のリスを見かけた。冬ごもりの準備だろうか、頬袋いっぱいにエサを頬張っている。410円払って滞在20分ほどで、次の阿寒湖へと車を走らせた。
 
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今回回った中では阿寒湖周辺が一番商業地化している。ホテルにみやげ物屋が林立している。あげくに湖には観光船だ。しかも、1900円なので遠慮した。
 
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みやげ物は定番のまりもってことだろうが、メダカの水槽に入れるわけにもいかないだろうから見送った。まりもは摩周湖にあってこそまりもなのだ。
 
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ここからは一気に網走へと向かう。ただ、移動距離が長いので途中、道の駅「あいおい」で休憩した。鉄道公園では廃線になった北見相生駅が見れる。
 
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これ、あんこと生クリームが入っていて結構美味だった。この時点で9時40分だ。
 
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この道の駅でおどろくべき売り物を発見。カバノアナタケって1万円の値段もさることながら、2009年11月10日採取で5年近く売れずに残っているということか。
 
 
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11時網走に到着。まずは網走監獄はスマホアクセスして画面を見せると1割引きになるクーポンがある。中は非常に広くてじっくり見て回ると半日はかかるだろう。
 
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館内展示で知ったのが、網走監獄囚人を使って道内の道路整備をしたこと。囚人の2割が亡くなるという過酷な労役だったようだ。今回は秋の快適道東ドライブであったが、これも数ヶ月もすると白銀の世界と変わるのだろう。ちょうどこの日は道内で氷点下を記録した地区があったとテレビでやっていた。北海道開拓の歴史は網走監獄囚人の上に成り立っていることがわかる記念館であった。
 
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近くにあるオホーツク流氷館は1年後のリニューアルに向けて工事中だった。中は営業中なので見ることはできるようだ。
 
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ここでちょうど12時になったので、スマホで検索して割と有名そうな食堂に立ち寄った。このいくら丼で1000円だった。昨日のみそラーメンに続き、北海道メシ2回目だ。
 
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網走監獄を見たら、ホンモノの網走刑務所を見たくなった。当然中には入れないのでここまで。
 
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レンガ塀が歴史を感じる。死刑囚はおらず、刑期10年以下の受刑者の短期処遇を目的とする刑事施設だ。敷地に隣接して、服役者が作った木材加工品や焼き物を買うことができる。
 
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これがこの旅、最後の湖となる網走湖だ。ここから15分も走ると女満別空港となる。滞在時間24時間の走行距離は550km、ガソリン代はレンタカー代を超えた。燃費は19.5km/Lとノーマルデミオにしては上出来。
ここに7年かけた東西南北最端の旅は完結した。50歳になってまた新たなネタを考えなければならない。新編はまたそのときのお楽しみに。それまで旅行日記はしばらくのお休みとなる。