何事にも始まりと終わりはあるものだ。7年前に稚内を訪ねてから始めた日本列島最先端の旅も今回で完了となる。今日は奇しくも人生50年の記念日でもある。信長の言葉を借りれば「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。」という心境だろうか。遣り残しのないよう残りの人生も有意義なことに使いたいものだ。
9/20の誕生日に合わせて向かい二泊で帰ってくるつもりが9/22の戻りがどうしても取れず、9/21戻り、滞在およそ24時間というハードスケジュールになった。ま、これはいつものことなんだが。ざっとこんな予定を立ててみた。
①屈斜路湖
②根室宿泊
③納沙布岬
④摩周湖
⑤阿寒湖
⑥網走湖
スケジュールを立てたら粛々と実行していくだけだ。
お菓子とジュースしかないではないか。ビールもあるのだが、到着してから車で移動する計画なので飲めない。カードラウンジはこんなものね。
飛行機は定刻前に出発した。女満別ってどう読むのかわからなかったが正解はメマンベツだった。
実はこの9月1日から機内での電子機器ルールが改定された。飛行機のドアが閉まってから着陸後の滑走が終了するまで電波を発信する状態でなければ、ほぼ使用制限を受けないことになった。スマホなら制限時間だけ機内モードにすればずっと電源を切る必要がなくなった。なので、今までだと撮影ができなかったこんな離陸時の風景を撮ることもできるようになった。
これは偶然撮れた機影が虹彩に包まれた模様。
早速本日の宿泊先をセットしてみた。なんと5時間越え、到着したら21時になってる。90km/hで飛ばせば2時間なのに、どんな車速で計算されてるんだが。とりあえず車をひとつめの目的地である屈斜路湖へ向かわせた。
訪ねている人の服装でわかるだろうか、とにかく寒い。体感10度ぐらいではないだろうか。シャツ一枚で車外に出たことを後悔した。今日はあいにく屈斜路湖のクッシーは登場しなかった。