tomoca2の ブログ

tomoca2のブログ

since 2010.5 Yahoo!ブログより移行

AT限定小型二輪免許取得のため35年ぶりに自動車学校入校

わたしのブログでは盛んに原付ネタが出てくる。わたしが所有しているのは50ccまでの原動機付自転車免許になる。通常は普通自動車免許に付帯してくるがわたしは先に原付免許を取ってから普免を取ったため免許証にはそれぞれ取得のマークがある。ところで、この50ccバイクという規格は世界的にもめずらしいそうで、生産のメリットが少ないため2年前にライバルのホンダ・ヤマハが協業を発表した。ホンダがヤマハの50ccを供給している。約40年前に起きたHY戦争を知るものなら隔世の感があるだろう。世界戦略として125ccに注力したいメーカーの思惑、そしてそもそも四輪も二輪も欲しがる若者が減っているという現実。これに警察庁が応じた。7月11日から道路交通法施行規則改正され、普免を持った人はAT小型限定普通二輪免許に限り最短2日間で教習が修了できるようになった。
 
イメージ 1
 
これにより、サラリーマンが土日に教習を終えて、別の日に運転免許センターで交付を受ければ晴れてピンクナンバーの125ccに乗れるようになる。もう30km/h制限も二段階右折も必要ないのだ。そして原付(50cc以下)だけが排除される悪名高き二輪車通行規制区間がほとんどクリアされる。バイクによっては二人乗りができたりもする。原付一種ユーザ垂涎の原付二種をこの機会に取得することにしてみた。
 
運転免許センターで一発取得か、小型二輪コースがある自動車学校に通うか。一発の合格率は1割程度だそうだ。そもそも単身赴任で住民票を動かしていない関係で東京の試験場では取ることができない。車校であれば卒業証明書を持って愛知に帰った時にそれで取得ができる。公安指定の車校卒業証明書は全国どこでも有効だ。
 
となるとまずは車校探しから始まる。教習所サーチから資料を取り寄せると5人に1人1万円が当たる。都内で近場を探すと、普免所持者がAT限定の小型二輪免許で約11万だった。これはちょっと高い。通えそうな東京、千葉、埼玉から一番安いところをピックアップして資料請求してみた。大体30km前後の距離になった。
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
10月27日(土)同じ日に3通の資料が届いた。
 
イメージ 4
 
中を開けるとこんな感じだ。各校特色があっておもしろい。
 
尾久自動車学校
10月19日から2日間卒業コースを開始したとある。3000円キャッシュバッククーポンがあり、70,200円-3,000円で67,200円になる。用具は無料レンタルできる。東小金井駅から徒歩6分は近い方だろう。
 
レインボーモータースクール
ホンダグループだそうだ。自社製品を売るための経営なんだろうか。教習費用は64,628円とまぁまぁ安い。ヘルメットは用意されるが、グローブは自前、シューズはなんか指定が厳しそう。西高島平駅から徒歩10分である。ここも短期コースを今月から開始しているが、10月は29・30日限定なので平日しかない。来月も同様だ。これでは制度改正の意味合いが薄れる。しかも、短期プランとして21,600円が加算されるという。やる気が感じられない。
 
イメージ 5
 
手書きのメモと名刺が入っていた。2万円引きって、75,330円-20,000円は55,330円。ただし、用具はすべて自前で用意すること。さらに自動二輪の教習は16時以降だとある。それでは夜が遅くなってしまうし、2日どころか卒業までに何日かかるか不透明だ。
 
それぞれ優劣があって選びにくいが、今回は終了までの期間、距離、通いやすさを考えてレインボーモータースクールに決めた。早速明日朝7時41分水道橋駅発のスクールバスに乗って当日申し込み、入校、可能な限りの教習を済ませてみよう。
 

10月28日(日)
神保町駅までの定期券があるので、そこから三田線で終点の西高島平まで行っても319円で済む。しかし、今日は初回なのでスクールバスに乗ってみることにした。神保町からバス停のある水道橋駅までは徒歩15分ほど、朝は散歩も兼ねて歩いてみた。
 
イメージ 6
 
7時38分ごろにローソン前に停車したのですかさず乗り込む。始発から同乗したのはわたしを含めて2名だけだった。しかし、このあと新板橋まで10か所停車するたびに乗車し、最終的にほぼ満席となった。女性比率が7割ぐらい、いずれにしても年齢層は若い。わたしの五十路世代は皆無だった。新板橋からは首都高速に乗り、和光まで一気に進む。
 
イメージ 7
 
マクドナルドの奥に見えるのが目指す自動車学校だ。この景色、吉澤ひとみのときの追跡と似たようなロケーションになっている。自動車学校とマックはハッピーセットになっているのであろうか。
 
イメージ 8
 
入口入ってすぐ目の前にホンダ製バイクが展示されている。ホンダグループだけあって、建物内に3台のバイクがあった。教習は四輪も二輪もおそらくホンダだろう。
 
イメージ 9
 
始発で行っても入校手続きのカウンターはいっぱいだ。15分ほど待ってようやく呼ばれた。
 
イメージ 10
 
受付のお姉さんと必要書類の記載、料金の支払い、技能の予約を済ませるのに20分程度かかった。一番難航したのが予約で、今日はせっかく朝一で来たのだから入校式が終わったらすぐにできるところまで進めたかった。あいにく本日の空きはないと言う。日曜日だしさすがに当日は無理か。まぁしかたがない、来週末も在京なので一気に片付けたいと思ったらとんでもなかった。2限が精いっぱいだと言う。AT限定の小型枠がそもそも少ないのだと言う。そういうことはパンフレットやホームページに書いておいて欲しい。制度の改正で1日4限まで取れるようになった意味がない。すったもんだした挙句に修了までの予定は以下のスケジュールになった。11月はプレミアムフライデーの平日も使っての日程にするしかなかった。もちろん全部ストレートで通過するつもりでいる。
 
11月4日(日)2限連続 13:50~15:40
11月17日(土)2限連続 18:10~20:00
11月30日(金)2限連続 15:55~17:45
12月1日(土)3限連続 15:55~19:00
 
ここまで終わってようやく卒業検定を受けることができる。最短は12月2日(日)になりそうだが、実は日曜日は前日15時までに予約をしなければならない。この時点ではまだ全課程が修了していないので予約ができない。あとは12月の在京週末がないのだ。平日は火曜木曜しかなく、検定が8:30~11:30なので午前中だけ会社を休むという方法では難しく全休になる。年内にこだわるか、年明けにするのか思案のしどころだ。
 
イメージ 11
 
入校式は9:55~10:45までだった。卒業までの段取りや、校内の説明、研修の進め方が説明された。この日の新入学生は17人だった。わたしと同じAT限定小型は2~3人だったように思う。大半は大型や普通だった。女性がひとりだけいた。
 
イメージ 12
 
教本と教育原簿が渡された。教本は使わないので家で読んで欲しいということだった。二輪なのになぜかトヨタ名古屋教育センターの編集だった。
 
イメージ 13
 
後半は二輪ステーションに移動して施設の説明を受けて本日は終了となった。コース内は撮影禁止ということで撮ることができなかったが、少しの時間見学をして意識を高めた。
 
イメージ 14
 
この研修かばんをもらって、これから最低でもあと5回はここにこなければならない。短いおつきあいにしたいものだ。