いよいよ引っ越しも大詰めになってきた。海の日の今日は朝9時に冷蔵庫を引き渡した。捨てる神あれば拾う神あり、家電リサイクル受付センターに収集を依頼すると7,000円程度かかることを考えると欲しい人の手に渡ることはよい。40代前半っぽい夫婦が娘を連れてワンボックスカーの後ろに積んで持ち帰ってくれた。
小松川境川親水公園
渓流をイメージした岩肌を流れる激しい水しぶきが清涼感を楽しませてくれるがあいにく今日もそれほど気温は高くない。
猛暑であったら水に入るこの滑り台も人気だっただろう。
ついに滝まで現れた。この親水公園のバリエーションは実に飽きさせない。また、この清流を維持するために早朝から何人ものボランティアシニアが活躍していた。
ここで新中川を渡り隣の江戸川区に入る。
ちょうど今日はあさがお市を兼ねたイベントが行われていた。先着500名限定のスタンプラリーの割にはネズミ券20本は結構な高確率である。300円の参加費で最低でも500円の商品券がもらえる。自転車で回るのはやめてくれとあるので見送った。
駅前でお昼代わりのたこ焼き6個入りを食べた。愛知県人なら味付けはしょうゆしかないだろう。マヨネーズはすべての味を台無しにするのでご法度だ。大玉なので6個で結構満腹になる。中は熱々トロトロのジューシータイプだった。
手作り感満載の子ども向け縁日もどきが開催されている。体を使うような体感型携帯ゲーム機全盛であってもこういったアナログ的な遊びに興じる子どもを見るのはうれしい限りだ。
わたでん
しっかり宣伝がされていた。PayPayも使えるとは恐れ入ったが、本当に携帯電話の取り扱いができるのだろうか。
せっかくなのでもひとつの京成小岩を目指してペダルを踏み進める。ナニコレ的に朽ち果てたベスト電器が登場する。かつて業界シェア1位だったこともある家電販売店チェーンは2年前に上場廃止して完全にヤマダ電機子会社となった。盛者必衰の家電業界にあってはメーカーも販売店も一寸先は闇である。
在京中、京成電鉄は乗ったことがないのではないか。それぐらい縁のない路線だった。
その隣、江戸川の名を冠する駅はここだけである。あとは江戸川に沿って堤防を下っていくことにしよう。
篠崎公園の堤防を越えた河川敷では第44回江戸川区花火大会の準備が始まっていた。今年は8月3日(土)なのでもう見ることはない。芭蕉の気分になって夏草や兵どもが夢の跡と心の中で詠みながらエキサイティング花火2019会場を後にした。
篠崎ポニーランド
ポニーちゃんはこの専用通路を通って堤防を越えた場所で乗馬体験ができるようになっている。
原材料のガラスが山積みされていた。これを溶かして風船よろしく吹いて球体を創り出す。
一之江境川親水公園を走っていると突然線路が現れる。戦前走っていた城東電気軌道 江戸川線跡のようだ。
そしてまたカルガモの群れに出くわした。近寄ってもまったく逃げないほど人間慣れしている。チビちゃんが後ろを付いて泳いでいたら大変ほほえましい写真が撮れたことだろう。
ほぼアパート近くまで戻ってくると道端で一心不乱にスマホ画面を見つめるカルト集団に出くわした。いや、単なるポケモンGoの人なんだろうがプログラマーによって作られたシナリオに従って出没地に集う姿はどうなんだろうとは思う。
東京健康ランド
最後は江戸川競艇場を見て終わることにする。本日は本場開催日である。