何やら今年は週末というと天気が悪いイメージがある。行楽シーズンでは観光産業も打撃を受けているのではないだろうか。雨の土曜日を避けて、若干晴れ間の見える日曜日の今日、紅葉を求めて岐阜の山あいに行ってみた。
谷汲山華厳寺
日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺として知られ、春には桜、秋には紅葉の名所として賑わう。このシーズンは駐車場代が必要で300円か400円のどちらかに停めることになる。
商店ではこのあたりで有名な富有柿という柿が多く売られていた。産地だけあって安い。
10分ほど歩くとようやく本殿入り口が見えてきた。
なんと大木が折れてしまったようだ。人的被害はなかったのだろうか。根元が腐ってしまっていた。
寺を参拝してランチを兼ねた歩き食いを楽しむことにしよう。
これこれ、一本100円のみたらしとしょうゆのだんごをいただいた。お茶は無料で、ほたる茶という名前だった。
さらに歩くとおでんが5串で400円であった。甘いみそが冷え切った体を温めてくれる。
先ほどの富有柿が干し柿になったものもあった。わたしは苦手なので食べないが生より干した方が手間がかかっている分だけ高いのか。
両界山横蔵寺
続いて車で20分ぐらい離れたところにある横蔵寺に向かった。こちらは駐車場代300円であった。寺に入る入り口で屋台やイベント会場が組まれていた。
存じ上げないが、三味線代わりに持っているのはなんとスコップ。スコップ三味線で軽快な演芸を披露していた。
残念ながら結構な雨で人もまばらであった。こちらではホットコーヒー150円をいただいた。
会場の片隅で木工色えんぴつを作っていた。
思い出にはいいが、実際に使うには太過ぎるんじゃないだろうか。
寺への入り口はこの赤い橋を渡る。
敷地内には三重塔があった。晴れいていたらかなりきれいな紅葉とのマッチングが撮れたのではないかと残念でならない。
こちらもあふれる紅葉をお楽しみいただきたい。
中でもこの1枚が本日一番のお気に入りショットとなった。
帰りは雨上がりの雲から光が射し込む幻想的な帰路となった。次回はすっきりとした秋晴れの紅葉を楽しみたいものだ。