宮古島は空港の南側の面積が圧倒的に大きい。北1:南2ぐらいの感じだ。しかし、市街地は北側にあるため人口の分布はこの逆数以上だろう。
2日目にお世話になった下地地区のゲストハウス宮古島は1泊2000円のドミトリーであった。相部屋をいとわない人は問題ないだろう。近隣に食事施設はないため、あらかじめコンビニ(島内はファミリーマートしかない)などで買い込んで持ち込む必要がある。
当然、入浴施設はシャワーしかない。洗濯機もあるため夜の間に干しておけば朝までには十分乾く。わたしは2段ベッドの上の段で、下は外国人であった。
この日は島の最東端から日の出を見るため5時半に出発した。げた箱の爬虫類ごときで驚いてはいけない。
東平安名崎は日の出スポットとして有名である。平安名埼灯台があり、内部を見学することができる。
水平線間際に雲がかかっていたため、若干遅れての日の出となった。
6時半という時間にもかかわらず多くの人出があった。元旦初日の出はもっとすごいのだろう。
太陽が完全な円形になった。
東平安名崎見晴台におんぼろバイクを置くとまるでCMのいちシーンのように見えるから不思議だ。
これは何の木だろう。島内は随所にこういった南国ならではの木が植えこまれている。
宮古島の電力事情は火力発電を中心に、風力・太陽光が補っている。
道路に普通にオカヤドカリが歩いていた。宿無しだったので引っ越し中だろうか、天然記念物に指定されている。
島の海岸線に沿って南側を走っているとムイガーという鯨が見える丘という看板が目に入った。イラストのようなクジラが見えるならぜひお目にかかりたい。
ちょっとした階段を上がって見渡してみたが今日は確認できなかった。
シギラビーチ周辺はシギラセブンマイルズリゾートとしてすっかり観光地化されている。広大な敷地内にリフトやゴルフ場、温泉などが網羅されている。自然を楽しむという感じではない。
滞在最終日は、島のほぼ中心にある宮古島温泉を利用させてもらった。3泊した中で唯一湯船に浸かった日になる。バイクで帰っても湯冷めしないちょうどいい気温だった。
そしてこの旅のもうひとつの目的であるスマホで星空は撮れるのかにチャレンジした。温泉の帰り道は市街地から離れているためちょっと脇道に入り込むと完全に光が遮断される。星の光をキャッチするためにはある程度の時間シャッターを開けておかなければいけないので手持ちではぶれてしまう。このためだけに三脚を持ち込んだ。GALAXY S10+でシャッタースピードを10秒にして5秒のセルフタイマーをセットしてシャッターボタンを押す。こうすると、ボタンをタップした微妙な振動も収まった頃から撮影が開始される。肉眼ではほぼ真っ暗な中で星明りだけが見える状態でも10秒開放すると雲や電柱まで写すことができた。