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東京五輪 計画見直し3競技会場を訪ねて

小池東京都知事の見直し快進撃が止まらない。8月末に豊洲市場移転を延期、続いて9月末には2020年東京オリンピックパラリンピックの3競技会場の経費が想定より大幅に膨らんでいることを理由に他県への移転を含めて計画の見直しに入った。そこでその3競技会場が現在どうなっているのか視察をしてきた。
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海の森水上競技場
ボート・カヌーの会場として予定されているのは埋立地の間にある水路を予定している。公営競艇場でも実際の川を使ってレースをしたりするのと同じだろう。しかし、ここで困った問題が起きた。この場所に原付で行けないのだ。
 
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東京、とくに埋立地周辺は原付に厳しい。地下道になっていたり、高架になる部分では原付は締め出されることになる。競技会場候補地に渡るには3か所から進入する方法があるが、この二輪車通行規制区間を見てわかる通り、どこからも行くことができない。まず、一か所めからすんなりいかないのがこの問題を象徴しているのではないだろうか。原付や自転車で気軽に見に行けない競技会場ではどうしようもない。
 
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しかし簡単にあきらめるわたしではない。若洲海浜公園と競技会場を結ぶ東京ゲートブリッジは歩いて渡ることができる。若洲公園キャンプ場駐車場は原付無料なので割と先端まで進むことができる。そこに駐輪してご覧のタワーを上がって約1.6kmの道のりになる。
 
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このタワーは階段あるいはエレベータを使って上がることができる。わたしは10時の運行開始を待って一番乗りした。
 
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眼下には防波堤で釣りをする集団が見る。その先に海の森水上競技場が見える。近くまで行こうと思ったが先があるので途中で引き返した。水面上には2隻の作業船が見えるので何らかの工事は始まっている感じである。
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オリンピックアクアティクスセンター
続いて水泳が行われる予定の場所に向かった。
 
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ここは立て看板を見ることができた。小池さんの名前も確認できる。まだようやく更地にする準備をしているようである。始まってしまっている工事はこのまま進行するのか、あるいは途中で中止になるのか。いずれにしても早く決着をつけないと、ここが使われないことになった場合、この土地をどのように再利用するのであろうか。
 
有明アリーナ
最後にバレーボールの会場になる。
 
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こちらは看板だけであった。工事車両はまったくない。警備員もいない、ただの会場候補地のままであった。ここは手付かずなのでいつでもやめられる感じだ。
 
わたしは東京オリンピックの年に生まれている。2020年まで4年を切った。都心部はひしめき合う状況の過密状態であるが、このように一歩郊外に足を運ぶとまだまだ広大な土地が未使用で放置されている。埋立地を有効活用できていない。その起爆剤とするべく誘致した東京五輪は東京都の、ひいては日本の活性化につながるのであろうか。これからの4年間が正念場である。