満天☆青空レストランと富士登山

11月1日（土）放映の満天☆青空レストランは三重県三重郡菰野町がロケ地であった。実はこの菰野町は母親の実家であるため幼少よりよく訪ねていた地であるので感慨もひとしおだ。

番組ではマコモタケという植物を紹介していたのだが、この作物名が菰野町の由来になっているのは初めて知った。というわけで、雨続きの3連休最終日に晴れ間が見えたため、菰野町に新車デミオを走らせた。

 

以前も行ったことがある、道の駅菰野に到着したのが昼過ぎ。さすがテレビの影響か、なんと満車なのだ。普段これほどの賑わいを見たことがない。車を停めるのにも四苦八苦した。肝心のマコモタケは10月下旬までが旬のPOPを堂々と掲示しているのがまたいいではないか。ま、結局買わなかったんだけど

 

そして今回のもうひとつの目的は富士登山である。菰野町を調べているときに偶然発見したのだ。まさか湯の山街道沿いから簡単に登れる富士山があったとは。それもちゃんと3776メートルなのだ。

本来は近鉄湯の山温泉駅から出発するのだが、今回は時短のため富士山1合目に当たる鳥居道駐車場から出発した。

 

1合目入口にはこんな看板が。やはり駅からでないと本来の3776mではないのだが、片道20分登山ではしかたない。

 

本来はこの赤線すべてを歩いて富士山の高さに相当する。今回は現在地というところから一気に頂上を目指す。富士登山ではあまり推奨されていない弾丸登山だ。

 

道なき道を歩き、3合目5合目を決死の思いで通過、途中出会うのは初老の夫婦であったり、小さい子連れであったり、犬と一緒に散歩がてらに登るカップルだったり。まさに歴戦のつわものどもが集う山であった。

 

およそ20分も経っただろうか。雲海に拡がる伊勢湾、濃尾平野が飛び込んできた。イモトでさえ断念したエベレストをしのぐここ菰野富士登頂にワレ成功セリ。

 

よく考えたら紅葉を楽しむために決行した登山だったが、山々が彩りをまとうにはちょっと早かったようだ。平地と反対方向を見ると御在所山とそのふもとの湯の山温泉の旅館が林立している模様がよく見えた。帰りにやたら渋滞しているアクアイグニスという施設を素通りして帰路についた。夜にはまた単身、東京に帰るのだ。