今年の4月以降に携帯電話を購入しようとしていた人はあまりの変貌ぶりに驚いているのではないだろうか。3月までどこでも行われていたMNP一括ゼロ円！○万円キャッシュバック！がどこにも見当たらない。とくにiPhone5sが大盤振る舞いだった。それがどうだ、世はまさにMNP大後悔時代となった。
各通信会社は通信端末を廉価販売することで顧客を増やすことに血道を上げた。しかし、本来通信端末は自分のところで作っているものではない。仕入れたものを損してバラまいていてはいつか破綻は見えていた。そこで、本来の通信会社サービスである通話やデータ通信の料金で競おうというまっとうな方向に舵を切った。これは長年高額な料金を払っている層にはお得感を与えたものの、少しでも節約して使おうという層にはつらい時代となった。今まで端末が安くなることがあっても月々サポートという値引き原資は不変だった。それが今は減額されてしまう。高額月々サポートを得るにはある程度の身銭を切らなければならなくなった。
ドコモの携帯電話を安く買う方法はドコモポイントとドコモクーポン券の活用だ。この２つは携帯電話購入時に本体代金に充当することができる。それぞれいろいろな入手方法があるが、ドコモのクレジットカードを作るだけで両方を手に入れることができる。DCMX GOLDカードがそれだ。今まで自分でゴールドカードなるものは年会費が高額なこともあって敬遠してきた。DCMX GOLDも年会費1万円とそれなりの経費がかかる。
今ならA8セルフバックというサイトを通じて申し込むだけで現金で11,429円のキャッシュバックが得られる。加えて公式では1万ドコモポイント、5千円クーポン券がもらえるというキャンペーンが実施されている。すなわち、初年度年会費相当が現金で払い戻されて、さらに15000円分のスマホ購入支援が受けられるわけだ。この場合の初年度とは通常の4月～翌年3月ではない。DCMX GOLDの支払いは前月16日～当月15日の間の利用分について、翌月10日に引き落としとなる。この1回目のタイミングで年会費も引き落とされる。6月14日にカードが発行された場合は7月10日に年会費が引き落とされる。次回は翌年の7月にまた年会費が引き落とされる。この例で言うと、次回年会費が引き落とされないようにするには5月15日までに退会しなければならない。特典をもらって約1年使い解約するというのもありだ。
あとは、セルフバックを行うボタンをクリックして、DCMX GOLDサイトから新規申し込みをするだけでいい。セルフバック経由で申し込みがされると、下記のようにA8.netのトップで未確定報酬額として11,429円が確認できる。
もちろん、クレジットカードの申し込みは審査があるので申込＝発行ではない。合否は2～3週間でわかる。口座振替依頼書が届けば合格だ。カードが発行されると確定報酬額に数字が移り、、月末締めて翌々月15日に指定口座に振込みがされる。この際、振込み手数料を差し引かれるが、ゆうちょ銀行の郵便貯金口座を指定すれば30円の負担で済む。
DCMX GOLDカードが発行された場合、1万ドコモポイントが反映するのは入会月の2か月後の10日、5000円クーポン券は5月～10月に入会で11月頃、11月～4月に入会で5月下旬となっている。
ところでDCMX GOLDになるとうれしい特典がいくつかある。
１．ドコモプレミアクラブで一気にゴールドステージになる
我が家のメインで利用している家族分5回線のうち2回線が15年以上、1回線が10年以上となっている。それぞれグランプレミアステージとプレミアステージになる。それでもポイント還元率は2～2.5％だ。それがDCMX GOLDを持つだけで10％に跳ね上がる。長年ドコモのユーザであることなんて一切お構いなしだ。ただ、この10％は当然DCMX GOLDに紐付けられた1回線だけの適用である。しかし、無料で家族カードを1枚発行することができるので、この家族カードの紐付け回線をなるべく毎月利用料の多いものに指定するといい。この2回線で年間10万円の利用代があれば、それだけで1万ドコモポイントがもらえることになり、年会費相当が回収できてしまう。
２．ドコモ優待券が毎年もらえる
前年度（前々年12月16日～前年12月15日）ショッピング利用額が100万円以上200万円未満で１万円、200万円以上で2万円のケータイ購入ご優待券が5月にプレゼントされる。この優待券がヤフオク！では結構高額で取引されている。1万円のもので8千円、2万円のもので1万7千円程度になるのでこれも年会費に充当することができる。また、ショッピングで使った金額の1％はドコモポイントが付与される。
それ以外にも紐付けされた回線のケータイ補償が手厚くなったり、空港ラウンジを使えたり、旅行保険が付帯したりとお得満載だがこの辺は直接的に金銭に代わるものではないので省略する。まずは1年お試しで持ってみるのもいいのではないだろうか。
追記（2014年6月18日）
