以前のブログで書いたが、2012年3月までドコモがスマフォの機種変更をほぼ無料で行っていた時期にもらったGALAXY NEXUS(SC-04D)というサムスンの端末がある。当然、SIMは挿してないので、自宅や外出先でもWi-Fi環境があるところで利用してきた。
しかし、来月また一人旅を計画するにあたって、ネット環境は従来のネットブックをやめて、このスマフォで整えようと考えた。そのためにはSIMを挿して魂を吹き込んでやらなければならない。いまやいくつか格安データ通信SIMが存在している。その中でも有名なのはイオンSIMと言われる日本通信が提供するb-mobileのものだ。ドコモの回線を間借りして運営している。現在発売されているものはFOMA 3Gだけではなく、Xi(クロッシィ)と呼ばれるLTEにも対応している。また、SIMのサイズも標準のものとmicroタイプが用意されている。GNは標準SIMになる。
思い立ったが吉日。早速契約してこよう。家の前にはイオンショッピングセンターがあるのだが、ついこないだビッグ・エクストラという形態の店に模様替えした。開業当初こそ携帯電話も売っていたがとっくにやめている。イオンSIMは取扱店が決まっていて、さらに在庫がなければその場でもらえない。事前に在庫状況を確認してから行く方がよい。わたしは、自宅から一番近い三重県のイオン桑名店に足を運んだ。ここは少し前はマイカル桑名と言う名前のお店だった。
携帯コーナーに行くとこんな感じで在庫分の紙が掛かっているのでレジに持っていく。そして、月額サービス利用申込書を記入して、それがb-mobileにFAXされてしばらくすると開通する。契約の際に必要になるものは、本人名義のクレジットカード、運転免許証などの身分証明書だけだ。SIMパッケージ料金(初期手数料相当)3,150円はクレジットカードで支払ってももちろんよい。あとは月額983円(3円はユニバーサルサービス料)がカードから引き落とされるだけだ。申込開通日からの一ヶ月計算なので、わたしの場合は8月15日~9月14日の分が9月15日にカード会社へ請求される。ドコモのように月末に締めて日割りとかではない。
SIMの入ったパッケージ以外にもこんなにたくさんの書類が渡される。はやる気持ちはわかるが自宅に帰ってゆっくりとセットアップをしよう。まずは、PCからMy b-mobileという登録を行っておこう。b-mobile ID=自分のメールアドレスなので、各種お知らせに使われる他、契約変更や請求明細なんかがここで見れる。一週間以内に登録をしておいて欲しいそうだ。
ちょうど現在8月10日~8月31日にMy b-mobileにアクセスして「Get Ready for Turbo Charge」ボタンをクリックするだけでもれなくTurbo Charge100MB(525円)分をプレゼント!という企画をやっている。100kbpsという低速通信サービスを利用していても、使いたい時だけ高速通信が使えるサービスのようだ。とりあえずもらえるものはもらっておこう。サービス開始は8月末とのこと。
パッケージを開けるとこんな感じでSIMをカードサイズで貼り付けられている。
カード自体はドコモの契約のときにもおなじみのもの。そもそもドコモの回線利用だから当たり前か。
GNの裏ブタを開けてるとすぐにSIMをはめるスロットが見える。
こんな感じでSIMを挿し込めばとりあえずハード的な設定は終了。元はドコモのSIMだから、GNはSIMロックを解除しなくても使える。後は、スマフォ側の設定を行う。
設定のメニューを出したら、無線とネットワークにあるその他を選ぶ。
さらに一番下のモバイルネットワークをタップする。
データ通信を有効にするのチェックを確認して、アクセスポイント名をタップする。
右下のメニューをタップして、新しいAPNをタップする。
あとはパッケージに書いてあるAPNの設定事項を入力する。
bmobileが追加されるので選択しておく。
端末情報で端末の状態を見て上のように認識していたら無事接続終了となる。では、早速実力のほどを試してみよう。
RBB TODAY SPEED TESTというアプリを使って計測してみた。公称が0.10Mbpsだから一応そこまでは出ているようだ。月額1,000円以下でISDN並みの回線速度が使えるということで
追記(2012.8.17)