tomoca2の ブログ

tomoca2のブログ

since 2010.5 Yahoo!ブログより移行

祝卒業!AT限定小型 卒業検定で卒業証明書をもらう

イメージ 1
日曜日に卒業検定の申し込みを終え、下見を済ませて準備万端。帰ってから練習、そして前日となる月曜日の夜も2時間近く練習を行った。とくに苦手意識のある一本橋は繰り返し何度も行うが、道路上の白線では落ちるという恐怖がないため、やはり実際のコースとは違いがある。それでもやらないよりはマシと言い聞かせ後輪のブレーキをかけながらアクセルを回すという極めて車体には悪い操作を繰り返し行った。実際のところ本番での成功確率は1/2程度だった。時間をかけずにまっすぐ通過してしまうだけならラクだ。しかし、『長さ15メートル、幅30センチ、高さ5センチ』の直線路を5秒以上かけて通過しなければならない。1秒足りないごとに5点の減点になる。そして、恐怖の踏み外しは即失格となる。失格になるぐらいなら、減点覚悟で一気に駆け抜けるというのも手ではある。できればそんな卑怯なことはしたくない。
 
イメージ 2
 
練習を終えてゲン担ぎにカツ丼を食べ、あとはふとんの中でコースイメージトレーニングを繰り返し行いつつ眠りについた。
 
イメージ 3
 
6時過ぎには家を出て和光市の自動車学校に7時半に到着した。試験開始のちょうど1時間前だ。もちろん受験生一番乗りだ。試験官にはこの辺りから見ておいていただきたい。
早速コースをチェックすると2コースとなっていた。日曜日が1コースだったのでここは交互にやっているのかもしれない。コースは完ぺきに頭に入っているので間違えることはない。そしてその横の受験者を確認する。本日は大型3名、普通8名(うち女性1名)、AT限定3名の計14名だった。わたしはATの1番だった。そして名簿を見て驚いた。死んだはずだよM浦くん、生きていたとはの彼が見事復活していた。土曜日にみきわめを落ちて日曜日に補講を済ませたのだろう。これで入学も卒業も一緒になる可能性が出てきた。
 
イメージ 4
 
ゼッケンは1番だ。王貞治永久欠番を得てパワーがみなぎる感じだ。流れているコースの模範実写を繰り返し見て気分を高める。
 
イメージ 5
 
最後に会場を見ながらもう一度シミュレーションを済ませる。試験が始まると撮影はできなくなる。見てわかるだろうか、125ccのスクーターが非常に少ない。大半が普通二輪なのだ。今回のAT限定小型規制緩和の甲斐もなく若者の四輪二輪離れは著しいのかもしれない。
 
検定は3ブロックに分けて行われたのでわたしは普通二輪が2台終わったあとの小型1番手となった。乗車、発進、速度維持、障害物、指定速度、S字、クランク、交差点、踏切、坂道発進、ここまでは問題なかった。そして一番苦手とする一本橋に差し掛かった。一度停車し心を落ち着かせて出発する。無事乗った、ただ落ちたら終了、落ちたら終了が頭に浮かんで制動がうまくできない。前輪タイヤがやたら揺れる感じがする。それでも何とか2/3まではきた。でももうダメだった。落ちる!そう思った瞬間にアクセルを吹かして脱輪する前に渡り切ったのだ。車体はかなり揺れていたと思う。5秒には満たなかったかもしれない。それでも落ちなかったことが重要だ。この後、最後の急制動を難なく終わらせてスタート地点に戻って終了。試験官からは一本橋は苦手意識がありますか、危なかったですね、他はみんなしっかりした姿勢でできていたのにと言われてしまった。
 
ここで室内に戻って防具を外して最後のM浦くんをじっくり見ることにした。後方確認やスピード不足など抜けが多い。一本橋はかなりのスピードで通過してしまった。急制動はあわや停止線を超えるところだった。とりあえず最後までやり切ったがこれは落ちたのではないかと思っていた。
 
イメージ 6
 
9時半には全員検定を終えて発表会場へと移った。ここで30分ほど待っていると結果がモニタに発表された。やった!合格だ。なんと心配していたM浦くんも合格ではないか。普通二輪でふたり落ちてしまっている。ちょうど見ているときにクランクで接触停止エンストしている人がいた。次回ガンバレ!
 
イメージ 7
 
こうしてすぐに卒業式が始まる。と言ってもうやうやしく卒業証明書授与式があるわけではなく、30分ぐらい最後の講話を受けたのち、封筒に入った状態で渡され解散となった。卒業記念品はなかった。
 
イメージ 8
 
12月にしては暖かい日になった和光市の自動車学校に虹色の架け橋がかかった瞬間であった。10月中旬に思い立ち、行動を起こして12月上旬に卒業ができた。あとは今週末に愛知県に帰って運転免許証の種類に普自二の文字を増やすだけだ。ただし、免許の条件等に「普通二輪は小型二輪のAT車に限る」と併記される。
 
イメージ 9
 
夜はひとり合格の祝杯をあげた。ちょうどバイクショップから電話があり、住民票が愛知県なのでナンバーが取れませんというものだった。公共料金の支払いで住所がわかるものがあればいいというので戻って郵送しておくことにした。合わせて本日の卒業を伝えた。来週には新しい免許証を持って取りに行くことができるだろう。待っていてくれ、我がスズキ アドレスV125Gよ。