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ヤマダ電機 LABI津田沼と山万ユーカリが丘線

日がな一日何するわけでもなくぼーっとするのもいいが、掘り出し物があったりするとヤマダ電機が土日にやる日替り特価品抽選に並んだりする。当たると1~2万ぐらいの日当が稼げる。いつもは、都内の秋葉原・池袋・新宿界隈に顔を出すのだが、今回初めて千葉県に行ってみた。千葉のヤマダ電機LABIという大型店舗が1つしかない。津田沼にある。先日大学祭で立ち寄った千葉工業大学の隣だ。
 
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朝9時に津田沼駅に到着した。JR東日本の2016年度乗車人員調査によると津田沼は38位10万3千人になっている。これは神田や四ツ谷より上位になる。
 
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だからだろうか、駅にはかさ自動販売機があった。恐るべし。
 
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肝心の抽選は9時半~10時に並べば抽選券がもらえる。すでに1番の位置に荷物が置かれて場所取りがされていた。抽選だから1番が当たるとは限らない。
 
イメージ 3抽選は各店舗いろいろな特徴があっておもしろい。ここは希望者と同数の紙を抽選箱に入れ店員が引いて発表する方式。本日は東芝富士通、アップルのパソコン各5台に約50人が集まった。都心の1/5ぐらいの規模だろうか。倍率は国産が2倍、アップルが6倍だった。結局場所取りまでしていた1番は当たっていなかった。もちろんわたしもなのだが・・・。
 
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さて、ハズレてしまうと大きな荷物を持ち帰らなくていいのでプランBが発動する。津田沼周辺の地図を眺めていると右側の方に金魚すくいのポイのような線を見つけた。調べてみると山万という不動産会社が運営する新交通システム(AGT)であった。軌道をタイヤで走る乗り物だが鉄道事業法に基づくれっきとした「鉄道」である。メジャーなところではゆりかもめだろう。新しいところだと今年開業10年になる東京都交通局 日暮里・舎人ライナーがある。新交通といいつつ山万ユーカリが丘線も36年になる。他に鉄道を経営しない民間企業が運営する唯一の路線である。
なんと言っても形状がおもしろい。都営地下鉄大江戸線も輪を持っているがあちらは起点が都庁前、終点が光が丘となっていている。こちらは起点と終点がまったく同じなのだ。まるでブーメランのように車両が戻ってくる。
 
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山万ユーカリが丘駅の入口はこのウィシュトンホテル・ユーカリの一階になる。
 
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一階北口のすぐ横には山万マイホームセンターがあり、鉄道の運営が不動産会社であることを再認識する。
 
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乗車券は大人一回200円である。駅から出なければ朝から晩まで乗っていても同一料金だ(ディズニーリゾートラインの環状線は二周以上できないことになっている)。なお券売機にはないが、一日乗車券500円だと乗り降り自由になる。
 
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この時間は20分おきなので12:20に乗ることにしよう。ちょうどホームに車両が滑り込んできた。
 
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さっそくこの全線200円きっぷで一周してみよう。って、わたしが買った券売機で今日24番目なのか。大丈夫かな。
 
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案の定ガラガラであった。3両編成で3人での出発だった。
 
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新幹線車両でもおなじみの日本車輛製造だった。
 
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定刻12:20に出発した。黄色く見える部分をタイヤが通る。
 
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駅は全部で6つ。
 
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なんともレトロな運転台だ。前方に見える軌道が二手に分かれ、時計の針と逆回りで一周してまたここに戻ってくる。
 
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車窓からはユーカリが丘ニュータウンが一望できる。一周すれば分譲住宅、マンション、学校などがここに集約されているのがわかる。
 
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途中、車両基地に退避していたこあら2号を見かけた。平日朝晩のラッシュ時は2基で運行しているのだろうか。
 
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振り出し駅に戻ってきた。12:34なので約14分で一周してきた。行って来いだから、出発時と車両の向きは逆転する。
 
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まるでゆうえんちの乗り物のようなミニ車両で周回を楽しむビューティフルサンデーとなった。