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千葉県にある日本一の大仏 鋸山 日本寺に行ってきた

沖縄では6月22日に早くも梅雨明けした。本州では空梅雨なのか思ったより雨が少ない。今日も東日本は晴れ予報なので旅に出た。今回は日本一の大仏がある千葉県の鋸山 日本寺(のこぎりやま にほんじ)に行ってきた。
日本一と言っても大仏像にはその姿勢によって立像、坐像、涅槃像がある。立つ、座る、横たわるということだ。茨城県牛久大仏は立像のためその像高は120メートルにもおよぶ。日本寺のものは坐像での日本一31メートルということになる。同じ坐像で奈良の大仏が16メートル、鎌倉大仏で13.35メートルなのを見てもその大きさがわかる。
 

アクセス

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日本寺は北を上として、房総半島の左側にある富津市から先に進んだ千葉県安房鋸南町鋸山にある。
 
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東京湾に沿って南下すると鋸山ロープウェーが見えてくる。日本寺に行く方法のひとつがこのロープウェーである。
 
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日本寺が朝8時オープンなのに、ロープウェーは9時からというちぐはぐさでまだやっていなかった。料金は往復で930円となっている。
 
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さらに進むと鋸山登山自動車道が現れる。その名の通り自動車専用なので、原付はもちろん自転車や大型バイクでも通ることができない。ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのロケでも使われたそうだ。往復1000円になる。
 
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とにかく無料で日本寺まで行きたい人はこのルートで向かうことになる。
 
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無料駐車場なので、車でも原付でもここに停めるといい。
 
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今回はちゃんと拝観料600円を用意してきた。これ、東照宮の1300円に比べるとはるかに安い。日頃運動不足の人はぜひジムにお金を払うよりここで全エリアを制覇するといい。
 
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入場口には過去訪問した有名人の写真が貼られていた。
 
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数分階段を上がると求める大仏はそこにあった。
 
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なるほど、近くで見るとさらにその大きさを体感することができる。
 
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大仏前の広場からは東京湾を見渡せる。
 
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広場にはお願い地蔵尊がある。足元が紅白で彩られているのは何かと近寄ってみた。
 
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それぞれにお願いが書かれた地蔵であった。
 
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さて、これで目的を果たしたわけだが、せっかく600円払ったのでこの鋸山を制覇してみることにする。
 
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大仏広場の横を抜けてひたすら階段を上がっていくと山頂展望台に到達する。
 
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Galaxy S8のパノラマ機能で撮影してみた。左側に見える出っ張った足元のえぐれた場所が地獄のぞきということだ。
 
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この行き止まりが先ほどの地獄のぞき先端になる。東尋坊みたいなことはないと思うが。
 
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一旦下って両側石の断崖を抜けていくと百尺観音があった。手前の人物と対比すると大きさがわかるだろう。
 
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道中、いろんな虫や鳥のさえずりが楽しめる。
 
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今一度、山道を進むとなぜか世界救世教の建てた碑があった。今は亡き我が祖母がこの新興宗教の信者だったので、小さいころ熱海によく連れて行かれたがまさかここがその原点であったとは思わなかった。
 
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途中様々な大小石像が見られる。しかし、その多くが首を斬られているのだ。入場時にもらったパンフレットによると明治維新以降の排仏毀釈(はいぶつきしゃく)運動で大半の首が刀などで切断されたそうだ。神道と仏教を分離することは仏教を否定するものではなかったが大いなる誤解により、このような仏像の破壊活動が行われたり、ひどいところでは廃寺になっている。一部は修復されているものの残念なことだ。
 
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あじさいが彩る大仏前参道を抜けると元の大仏前に戻ってくる。約1時間半、アップダウンの階段をいくつ歩いただろう。
 
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広場前の休息所でのどを潤しながら休憩した。まさに600円で楽しめるアスレチックあるいは石のテーマパークである。日頃運動不足の人はぜひ全エリア制覇をおススメする。
 
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帰りは海側を通らずに山側を周ってみた。
 
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ご覧の通り舗装してない道なき道のスーパー林道を走っているとすれ違うのはバイクばかり。こちらの原付を見て驚いているのがわかる。
 
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突然分岐が現れた。標識も何もない。
 
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右に進むと明らかに通行止めが倒されて無理やり通った跡があった。さすがにまずいので左側に進み直した。
 
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何やら記念碑があったが、とにかく我が原付が悲鳴を上げるほどの悪路だったのでこれ以上、林道を進むのは危険と判断して一般道路に戻って帰宅した。今回もGalaxy S8のみによる画像である。