現在、個人で所有しているパソコンは、先に当ブログでも紹介したGatewayのデスクトップと、lenovoのネットブック IdeaPad S10eの2台である。このS10eは発売が2008年12月6日なので4年ちょっと経過している。
今でこそiPadなどのタブレットやスマフォが全盛であるが、4年前というとちょうどこのネットブックが流行りだした時期である。その中でもこのS10eは大容量バッテリーを標準搭載で、画面も10.1インチとそれなりに大きく、非常に使い勝手のよいサブマシンである。キーボード派のわたしはやはりこちらの方に愛着があるが、いかんせんWindows XPもやや存在感が薄れ、今一度このマシンをよみがえらせるために最新のWIndows 8をインストールしてみることにした。
ちょうど、GatewayのWindows 7マシンを購入したことにより、2013年1月31日まで1200円でWindows 8 Proが購入できるMicrosoftのプログラムに参加することができた。キャンペーン対象商品を購入していれば、Windows 8をインストールする元OSはXPであってもかまわない。
1.Windows 8 Proをダウンロードしよう
1200円プログラムで購入した場合はすべてダウンロードになる。しかも32ビット版、64ビット版はそれぞれダウンロードする環境と同じビット数のものがダウンロードできる。S10eに使われているN270は32ビット版しか動作しないので、S10e自身でダウンロードした。XP環境ではC:\ESDにダウンロードされる。
2.Windows 8 Proをクリーンインストール
lenovoはIdeaPadの場合、クリーンインストールを推奨している。元々ネットブックには重要なデータを置いていないのでそれでかまわない。手順に従って「今すぐインストール」をしてもかまわないし、後でXPからC:\ESD\Windowsにあるsetup.exeを実行してもよい。インストール自体はかなり時間がかかる。数時間は覚悟しておいた方がよい。特に不明なデバイスもなく、Windows 8はインストールできる。
3.マウスドライバを入れ替える
Windows 8にアップデート後、唯一困るのは、タッチパッドが標準PS/2ポートマウスになること。Synapticsのサイトにドライバがあるのでダウンロードしてセットアップしよう。下のようになればOKだ。指2本を使うことにより上下左右のスクロールが可能になる。また、スマフォでおなじみの2本の指を広げたり狭めたりするピンチ操作もアプリによっては使えるようになる。
4.起動から終了まで
電源ボタンを押してから起動まで23秒、シャットダウンを選択してから電源が落ちるまで20秒という快速マシンに仕上がった。