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ジャパンネット銀行のキーホルダー型トークンを分解してみた

先のブログに書いた通り、ノックアウト強盗の被害に遭ってなくしたもののひとつにキャッシュカードがある。紛失による再発行は大半が手数料を取る。ジャパンネット銀行は従来のキャッシュカードを持っている場合、Visaデビット付キャッシュカードへの切り替えが無料で行える。さらに、Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)へはもう一回無料で切り替えができる。
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今回の紛失ではこの手を使って無料で新キャッシュカードを発行した。ジャパンネット銀行は振込時などセキュリティが必要な場面でトークンと呼ばれる1度だけ有効なパスワードが表示される装置が必要になる。
 
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今持っているものは2017年3月31日で終わりになっている。4月1日以降は表示がされなくなるそうだ。
 
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新キャッシュカードが届いたタイミングで、申し込んでいないのにジャパンネット銀行から新しいトークンが届いた。トークンの有効期限3ヵ月前に送られてくるようだ。
 
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ややキャッシュカードよりは厚みがある感じだがほとんど変わらない。これなら財布に入れて持ち運びができる。このカード型トークンは18,000回表示させるか、トークン製造から10年を経過すると寿命になる。
 
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比べて見るとカード型はコントラストがはっきりしていて数字が読みやすい。
さて、それでは必要なくなったキーホルダー型トークンをどうしようか。使い道もないのでこの際分解して中身を見てみよう。
 
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割と簡単に分解できた。全体が細長く外周に沿って接着されている感じなので一辺をこじ開けてやると殻割りは容易だ。
 
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表からは電池と液晶部分しか確認できない。
 
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モジュールを覆う容器は軟質素材だったのでペンチでむしり取るようにするとよい。表から見えるのは液晶表示装置のみなのでCPUはその下に隠されているのだろう。
 
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金色が水晶、黒塗りがCPUだろう。こんなシンプルな基板で10年近く乱数を表示させ続けるとは大したデバイスだ。