SSD 256GB→512GB
ふるさと納税で手に入れたSSDが到着したので取り換えることにした。PCI Express 3.0 X16 スロットが空いているのでここにSSDを取り付けるアダプタを700円でメルカリ調達した。コピーツールはロジテックのSSDのおまけで付いてくるHD革命 Copy Drive Ver.8 Liteを利用した。SSD同士なので10分ほどであっさり完了した。
元々付いていたSSDに後付けしたヒートシンクを取り外し、新しいSSDに付け替えて戻せば完了だ。とくにトラブルなく以前の環境でWindowsが起動した。取り外したオリジナルのSSDは万が一の復旧用に残しておくことにしよう。
スピードチェックをするとメーカー公称値が読出し速度3400MB/秒、書込み速度2400MB/秒なのでスペック通り出ていることになる。オリジナルSSDの2倍速で動くのでWindowsやアプリの起動が速くなっているはずだが、体感的にはあまりわからなかった。今までも十分速いということだろう。
RAM 16GB→32GB
購入時8GBだった本体メモリを8GB→16GBにした。4,276円だった。せっかくSSDを倍にしたのだから本体メモリもさらに16→32GBにすることにした。Crucialというメーカーの16GB2枚が特価だったので9個買って8個売ったら利益が出たのでタダになった上に3,800円のお小遣いになった。
CPU i7-9700→i9-9900
これでアップグレードは完了のはずが、メルカリを見ていたらi9-9900が目に入ってきた。第9世代TDP 65Wの中では最高峰のCPUが29,000円だった。手持ちのi7-9700を下取りに出せばわずかな持ち出しで8コア8スレッドが8コア16スレッドになる。思わず手を出してしまった。下取りは26,000円になったのでわずか3,000円で最高ランクのパソコンが手に入った。
問題は放熱処理だった。通常の使い方では問題ないのだが、動画のエンコードをさせるとしばらくしてシャットダウンしてしまう。BIOSが100℃超えを検知して保護のため落としてしまうのだ。そこで標準のCPUクーラーをあきらめラジエータタイプの強力冷却装置を用意した。
なんとか幅10cmのスリムPCに収まった。エンコードを開始するとCPU温度が上がり7500rpmぐらいの爆音でファンが回りだす。標準ファンよりは長くもつが結局は最後にシャットダウンしてしまう。結局落ちるなら静音ファンの方がいいので元に戻してしまった。
そしてCPUの上限を99%にすることで100℃を超えることがなくなった。せっかくの性能を殺すことになるがやむを得ない。
ベンチマークでは2%のスペックダウンとなった。
これで当分はパソコンのパワーアップはできない。楽しみがひとつ減ってしまった。