tomoca2の ブログ

tomoca2のブログ

since 2010.5 Yahoo!ブログより移行

ドコモ寝かせ回線用プランが2014年1月31日で新規受付終了

11月15日、ケータイ乞食間に衝撃が走った。ドコモが発表した「一部料金プランの新規受付終了」についてというニュースのためだ。ケータイ乞食ビジネスモデルの1つとして、寝かせというものがある。かくいうわたしも今月初めに紹介した通り、7本の寝かせ回線を持っている。維持費のかからない状態で寝かせるには、月々サポートが適用される最低コストのプランで、かかるコストをすべて吸収することに尽きる。
ドコモは月々サポート対応のパケット定額サービス2段階料金のうち、FOMA・Xiとも2100円からスタートするプランを用意している。この2段階の下限は5MBも通信をするとあっという間に終了してしまうほどのものであるが、ガラケーで使用したり寝かせで使うには非常に重宝されていたプランなのだ。わたしもXi回線をガラケーに挿して活用させてもらっている。しかし、一般のユーザがスマホで使う場合にはむしろ上限が高くなるのでまったく意味のないプランと言ってもよい。つまり、乞食専用となりつつあり、ドコモにとってはあまりありがたくないユーザ層であったのだろう。
それでも寝かせておくということはその期間ドコモの回線数保持に協力しているわけであり、持ちつ持たれつの関係だと勝手に思っていた。今回の発表はドコモからのある意味決別状である。
 
この表が現在ドコモで契約できるパケット定額サービスの一覧だ。
イメージ 1
 
今回終了予告がされたのは、終了に○のある6つのプランである。このうち、影響のあるものにオレンジの網掛けがしてある。FOMA・Xiとも音声対応の総合プランで2100円からのものが選べなくなる。月々サポートをもらいたければ、FOMAで5460円、Xiで4985円が最低となる。これもXi誘導の一環だろう。
 
しかし、幸いなことにデータプランではブルーの網掛け部分が2段階で残された。データ専用ならば今まで通り寝かせは可能である。しかし、今後はMNPでドコモに転入してすぐにデータプランに変更して寝かせるという場合でも、総合で日割りの効くパケット定額プランがなくなる以上(一括格安案件はパケット付帯を必須とすることが多い)、コスト増になることは間違いない。
 
各通信会社のこれでもかというケータイ乞食対策はどこまで続くのであろうか。それに応じていろいろと対応を変えていかなければならない。半年前のテクニックはすぐに使えなくなる状況だ。