先月スペアを購入してもまだ購買意欲は満たされていなかった。

充電中の5V出力は致し方ないものなのか。1.5Vで5Vになるようでは、機器に電池を入れたまま充電することはできない。そもそも、乾電池の形をして5Vを出すなんてことはあってはならないことだ。
アリエクでどの電池を確認してもそのことに触れているものが見当たらない。3度目の正直で今度は単4形を買ってみた。


アリエクで単4が4本で1,300円はまぁまぁの高級品になる。4つ股ケーブルが付属している。


非常に軽量である。第一条件は表から見てわかる容量表示。1100mWhは極めて控えめな数値で偽装はないだろう。

実際に充電したところ概ね1時間で1100mWhに達し、段階的に下降しながら1200mWhを受け入れた。やや電流の振れが気になるが容量詐欺ではなかった。


第二条件、乾電池側のレセプタクル内に5.1kΩのプルダウン抵抗があること。前回のPUJIMAXというブランドと同様にこのハードルも通過した。これでPD充電器+C to Cケーブルで充電が行える。

なお、あまり使うことはないだろうが、4つ股は所定の56kΩプルアップ抵抗が4本とも搭載されていた。

最後の第三条件はほぼ期待せず計測すると1.5Vを指した。一瞬目を疑ったが間違いない。世の中にはちゃんと設計された電池が存在したのだ。

これでようやくこのような機器に挿したままの充電が行える。3度目の正直で当たりを手にすることができた。
乾電池型リチウムイオン充電池を選ぶ3つの条件
- 電気容量はmWhか、mAh+mWhの併記がある
- 充電口のType-Cレセプタクルに5.1kΩプルダウン抵抗がある
- 充電時でも電池の⊕、⊖端子に1.5Vを大きく超える電圧が出現しない
追試験
そういえば入力のチェックだけを行い、出力テストを行っていなかった。単4形を採用する機器はそれほどの電力を必要としない場合が多い。100mAと300mAでテストしてみた。


手持ち負荷では1.5V計測ができないため、2本直列にしての負荷テストになる。300mAの出力はそもそも無理があるようだ。100mAでも若干の電圧降下が見られる。1本あたり0.7Whの取り出しなので、効率は63%程度になる。もう少し小電力機器であればさらによくなるだろう。