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軽便鉄道と昭和のまちに出逢う道(ウォーキングコース9km)にチャレンジ

今回は10連休のゴールデンウィークとなった。もっとも前半はその前の週から腰痛を患ってしまいなるべく安静にしていた。会社に行っているときはほぼ毎日1万歩以上の運動をしているのに比べると、休みが続く方が不健康なのではとも考えてしまう。
 
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というわけで9日目にしてほぼ腰痛も回復したのでリハビリも兼ねてウォーキングに挑戦してきた。社団法人 日本ウォーキング協会主催「美しい日本の歩きたくなるみち 500選」にも選ばれた三岐鉄道 北勢線 阿下喜駅楚原駅間の9kmウォーキングコースだ。 説明によると「雄大鈴鹿の山並みと田園風景を眺めながら、軽便鉄道である三岐鉄道北勢線(軌道 幅762mm)と懐かしい昭和の街並みの散策を楽しんでいただけるコースです。」とある。
 
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早速三重県阿下喜駅に行ってきた。駐車場は無料なのでここに車を停めて、歩いて2駅進んで電車で戻るか、先に電車で2駅進んで戻ってくるかどちらかを選ぶ。この特殊狭軌ナローゲージ)は新幹線の約半分の軌間しかない。現存するのは3路線のみでそのうちの1つがここになる。
 
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パンフレットを見ると4月20日にこのコースが企画されていたようだ。この手順に従って2駅進んで楚原駅から阿下喜駅まで戻ってみることにする。このパンフレットに載っているめがね橋での鉄道写真もぜひ撮ってみたいものだ。
 
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車窓から見える線路幅はやはり狭い。ワンマンなれど3両編成になっている。車内改札はなく駅舎にある自動改札機(交通系ICカード非対応)のみになる。
 
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10分ほどで楚原駅に着いてウォーキングを開始した。同じような目的の人はいなさそうだ。20分も歩くと第一目的地のねじり橋に到着した。
 
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橋の中のブロック組み方がねじれているということのようだ。この方が強度的によいのだろうか。
 
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めがね橋はねじり橋と目と鼻の先にある。いよいよ本命のロケーションで写真撮影を行った。これのみ解像度を落とさず収録しているので拡大してご覧いただきたい。GALAXY S6のカメラ性能が試される。
 
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こんな風景にも出くわす。てんとう虫やホトトギスのさえずりも楽しめる。
 
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天然の藤や、四つ葉のクローバーを見つけながら約2時間の散歩を終えるとゴール阿下喜駅に到着した。
 
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黄色よりさらにレトロな車両が停まっていた。
 
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そういえば最端マニアのわたしには気になる看板が。しかし、ナローゲージ界での最西端ではねー。
 
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銚子電鉄はぬれ煎餅で経営を支えているが、この三岐鉄道も同じくいつも廃線の危機にさらされている路線である。こういった企画きっぷも起爆剤になればいい。そういえば、この三岐鉄道と同じく近鉄を親会社に持つ養老鉄道が5月6日に岐阜県大垣市など沿線7市町と近鉄の3者で存続に向けた確認書を取り交わしたというニュースが飛び込んできた。北海道新幹線やリニアと言った新線ばかりが取りざたされる中で、ローカル線はますます厳しい運営になっていくだろう。