ドコモから利用料金の案内がきた。この案内をもらわないようにすれば105円引きなのだがこれだけは毎月もらっている。現在わたし名義で家族分5回線持っていて、今回ついに念願の最低料金にできたのでこれを機に我が家の通信費を改めて検証してみたい。
どの家庭でもそうだろうが、現在家計の中に占める通信費では携帯電話料金が一番高い。そもそもわたしと移動体通信の出会いは20年前にさかのぼる。まだNTT移動通信と言われていた時代だ。最初に持ったのはカード型のポケットベルでレンタル契約だった。まだ数字だけのタイプで中身はNEC製であったと記憶している。思えばこのときからわたしはNTT一筋だ。テレメッセージやデジタルホン、IDO、DDIポケットなどうたかたの通信事業者に目を奪われることなく電電公社を選び続けてきた。今わたしの携帯回線は去年末で13年8ヶ月になる。これは1998年4月契約ということである。iモード開始は1999年2月、ドコモという社名になったのは2000年4月だからそれよりも2年も前のことだ。何たる一穴主義であろうか。
話を戻そう。わたし名義の5回線はすべて同じ契約プランになっている。
1,864円 FOMAタイプSSバリュー
300円 iモード
7円 ユニバーサルサービス
2,171円 合計
※以後も金額はすべて税抜
1,864円 FOMAタイプSSバリュー
300円 iモード
7円 ユニバーサルサービス
2,171円 合計
※以後も金額はすべて税抜
これに、わたしだけパケ・ホーダイ3,900円が定額料として加算されている。このパケ・ホーダイは4年前に受付終了になっているので新たに加入することはできない。今現在、FOMA向けパケット定額サービスではiモードのパケット通信料金上限が4,200円に設定されている。さらにフルブラウザを使うと5,700円にまで跳ね上がる。わたしの現在の携帯はSH-01CというものでWi-Fi接続が可能なのでフルブラウザを使うときはWi-Fi回線に限定している。決してドコモの回線を使ってはいけない。
上記5回線はファミ割MAX50で半額分の930円引き(わたしのだけは10年超のためいちねん割引+ファミ割で940円引き)になっている。
したがって2,171円×5回線+3,900円-930円×4回線-940円=10,095円が最安値。今回見事その金額になった証拠の画像がこれだ。
ここで不思議に思った方はいないだろうか?わたしの回線を除いた4回線ではパケット定額サービスに加入していないけど大丈夫なのかと。基本的にわたし以外はケータイで家族間や無料以外のパケット通信は行っていけないことになっているw それでもゼロというわけにはいかないが、タイプSS バリューには1回線につき1,000円分の無料通信がついている。これは通話にもパケット通信にも適用される。パケット定額サービスを使わないと1パケット当たり0.2円になるが、パケット定額サービスを使うと0.08円になる。しかし、パケット定額サービスに入るとこの1,000円分の無料通信が充当されないのだ。ちゃんとご注意にさりげなく書いてある。例えば、パケ・ホーダイ ダブルだとこんな感じ。
「パケ・ホーダイ ダブル」ご契約の場合、基本使用料に含まれる無料通信分、「2ヶ月くりこし」、「ファミリー割引」内の共有はパケット通信には適用されません。
ドコモの無料通信分は使いきれない場合、二ヶ月くりこせて、さらにそれでも使いきれない分はグループ内で共有できる。例えばわたしは通話をしないので、1月分から計算すると1,000円分が丸々残り、2月は2,000円、3月は3,000円の無料通信分があることになり、このうち3月で消えてしまう1,000円分がグループ内で足りない人にわけあってそれでも使い切れない分は消滅する。これを考えると毎月かなりの無料通信分が存在することになり、ヘタにパケット定額サービスに入らない方がいいという場合もありえるのだ。うちの場合がまさにそれ。12月分だと4回線の通話とパケットで約5,000円であり、ちょうど無駄なく使えた感じ。若干超えてももちろん問題なし。
もうひとつ節約術を紹介しよう。まずわたしの初代パケ・ホーダイはiモードフルブラウザがない時代であり、これを利用すると定額に含まれず、別途1パケット0.02円が発生する。また、最近のパケット定額サービスでもiモードブラウザを使う使わないで月額1,500円も上限が変わってくる。そこで、通常のiモードパケット内で利用できるフルブラウザがある。ibisBrowserDXというもので、ドコモのiアプリとして存在している。年額3,000円(税込)なので、わたしは外ではibis、Wi-Fi環境ではドコモのフルブラウザという使い分けにしている。ちゃんとタッチパネル対応機種では指による操作も可能だ。
携帯電話に1台で数万も使うのは通信会社を喜ばせるだけ。賢く使って充実したケータイライフを送ろうではないか。