※2013年10月5日修正 フレッツ光グループ割315円引を適用して、月額150円アップを月額167円ダウンに記載修正 |
1年半前に「我が家はまだまだADSLで頑張ります」と書いてそろそろ舌の根も乾いたので、ついに光回線の導入となった。きっかけはNTT西日本がこの8月1日から始めたどーんと割だ。携帯電話の月々サポートのように最初の2年間の使用料を抑えて加入しやすくしている。
NTT系の光インターネット接続サービスはフレッツ光と総称する。その中でもさらに細分化されているのだが、現在一般的に加入するのはフレッツ 光ネクストという定額制サービスになる。中でも、100Mbosプランと変わらない料金で上り・下り1Gbpsを提供する、ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼以外の選択肢はないだろう。
この料金はプロバイダ料金を除いて月額5,670円の固定金額となっている。これが光の料金が高いと思われるゆえんである。そのため、NTT西日本は2年利用することを前提に料金を引き下げるサービスを始めた。
1.光もっともっと割(4,515円→8年目3,790.5円)
2.Web光もっともっと割(4,000.5円→8年目3,790.5円)
2.Web光もっともっと割(4,000.5円→8年目3,790.5円)
この二つはよく似ているが、2はフレッツ公式サイトからしか申し込めない。1は各プロバイダや価格コムと言ったサイトからも申し込みができる。ようはフレッツ公式だとキャッシュバックが付かない代わりに5年間で2万円程度の値引きとなっている。公式でない場合は3万~4万程度のキャッシュバックがある代わりに、スタート時の価格が高く設定されている。
ところが今回のどーんと割は、1の光もっともっと割の最初2年間をWeb光もっともっと割より引き下げたのである。実はこれ5年分の累計を計算すると2,520円だけWeb光もっともっと割が安くなる。それでも高額キャッシュバックを考えればプロバイダや価格コム経由でどーんと割に申し込んだ方がお得になる。
さて、最初の2年縛りが終わると、料金は上がるし次は3年縛りとなり解約金も跳ね上がる。長く続ければいいのだが、少しでもお得にブロードバンドを使いたいとなると、携帯のMNPと同じように回線業者を切り替えればいい。わたしの住む愛知県の場合は、NTT系フレッツの他に、KDDI系中部テレコミュニケーションのコミュファ光がある。2005年から@niftyをプロバイダとして利用して、メールとIP電話を使用しているのでプロバイダは変えたくない。2年後、プロバイダを変えずに、回線事業者だけをコミュファ光に変えてやればまた新たなキャッシュバックやお得な料金体系が利用できると思っている。そしてまた2年後にフレッツに戻るのだ。ただし、「過去2回以上適用を受けているときは割引対象外です」なんて注意書きがしてあったりするので出戻りも限度がある。2年後、4年後どんな価格体系になっているかわからないのだからまたその時にお得なプランを考えればいい。
今回は8月10日に工事が入るのでどれだけ高速になるか楽しみにしていよう。参考に現在のイーアクセス39Mプランでの実効速度は以下の通り。
最後に、現在のADSL料金体系と、光にした場合の2年間の総額を計算しておく。参考にされたい。※表示価格はすべて税込み
■現行ADSL料金
■@nifty光ライフ with フレッツ 光ネクスト(ファミリースーパーHS隼)料金
項目 | 金額(円) |
NTT加入電話回線使用料(2級・ダイヤル回線) | 1,627.5 |
ナンバー・ディスプレイ月額使用料 | 420 |
ユニバーサルサービス料 | 3.15 |
eAccess39MコースTYPE1月額料金 | 2,499 |
39割(継続割引) | -218.75 |
eAccess TYPE1 NTT西日本回線使用料 | 118.65 |
ユニバーサルサービス料(@niftyフォン-C) | 3.15 |
合計 | 4,452.7 |
■@nifty光ライフ with フレッツ 光ネクスト(ファミリースーパーHS隼)料金
項目 | 金額(円) |
フレッツ光月額料金 | 5,670 |
どーんと割(1~2年目) | -1,879.5 |
ひかり電話A(エース)※504円通話料分含む | 1,575 |
ひかり電話対応機器(無線LAN対応)利用料 | 105 |
ユニバーサルサービス料 | 3.15 |
グループ割(みんな割引プラン) | -315 |
@nifty月額料金/2年割プラン | 1,050 |
ユニバーサルサービス料(@niftyフォン-C) | 3.15 |
合計 | 6,211.8 |
初期費用・割引 | 金額(円) |
NTT工事費(割引適用後) | 3,675 |
NTT契約料 | 840 |
「ひかり電話」の交換機等工事費 | 1,050 |
「ひかり電話」同番移行工事費 | 2,100 |
加入電話休止工事費 | 1,050 |
キャッシュバック(開通月を含む8か月目) | -38,900 |
@nifty月額料開通月無料 | -1,050 |
@nifty月額料 2~12か月目まで273円割引 | -3,003 |
合計 | -34,238 |
■2年間利用した場合の月額コスト比較(過去データから毎月通話料500円とする)
ADSL | 光 |
4,452.7+500=4,952.7 | (6,211.8×24-34,238)÷24=4,785.2 |
なんと毎月167円のダウンで39Mbps→1Gbpsと約25倍の高速化に成功した。なお、上記価格にはIP電話である@niftyフォン-Cを光回線で利用するためのVoIPアダプタというものが入っていない。これをNTTからレンタルすると月額315円かかるのでヤフオク!で用意することにした。1000円~2000円程度で入手できそうである。専用無線LANカードはヤフオク!でも6000円程度するのでこれは月額105円のレンタルを利用することにした。