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結婚記念日&年賀状撮影の旅2017 その2

最後にとっておいた伊良部島に渡る前にもうひとつ寄っておきたい。空港でもらえる観光ガイドブックには載っていないスポットとして西浜崎がある。駐車場も整備されていないため、空いた場所に車を停めてビーチと並行して走る遊歩道を歩くことになる。時間帯がよかったため干潮で砂浜を歩くことができた。
 
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満潮時は海に沈む場所だけあってサンゴのかけらもいっぱいある。しかし、実際にはこのようなサンゴであっても無断で持ち帰ることは厳密には禁止されているので留意したい。国内の海岸にあるものは砂も死サンゴも国有財産なのだ。
 
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時折開いている穴をのぞき込むとカニが隠れていたりする。大きな穴が目印になってしまい、鳥の足跡が穴を探すようにつながっている。おそらくエサとするために歩き回っているのだろう。カニとするとまさに墓穴を掘っていることになる。
 
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ヤドカリなんて久しぶりに見た。
 
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遊歩道に回ると蝶が日光浴をしている。この時間で気温は25度になろうとしている。
 
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それではいよいよ最後の島、伊良部島に渡ることにする。伊良部大橋は全長3540m、2015年1月開通の無料で通行できる日本最長の橋になる。
 
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伊良部島に入るとすぐに出迎えてくれるのが宮古島まもる君宮古島警察署管内に19基ありすべて兄弟の設定なのでこれは何男になるのだろうか。
 
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牧山展望台から大橋を望む。いまだに完成予想図が掲示されているのが南国らしいおおらかさだろう。
 
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開通記念碑のすぐ近くには建設許可から7年以上経っても完成していない建物があった。何をしたかったんだろうか。
 
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13時半とおなかも空いてきたころなので、佐良浜漁港近くにある魚市場いちわでマグロ&カツオ桶盛り丼900円をいただいた。
 
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店の外には訪問時の三日後から始まる宮古島巡業のポスターが貼ってあり、日馬富士が一番左でどことなく元気なさげに写っていた。
 
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島の北側に進んでいくと、大正製薬のようなマークのタカ科サシバをかたどった展望台があるフナウサギバナタという岬がある。
 
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伊良部島の左につながった下地島に入るとすぐに佐和田の浜という岩がゴロゴロした場所が現れる。江戸時代の大津波でこれだけの大岩が打ち上げられたということだ。
 
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下地島のほぼ全長に配置して下地島空港がある。1979年開港なのでそれなりの歴史はあるが、一般利用があるわけではなく、パイロット訓練専用となっている。ただ、現在はANAJALも撤退をしていて、バニラ・エアなど一部が年数回使うだけになっている。来年以降新たにLCC誘致を進めていく計画があるそうだ。
 
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青い海に伸びる進入灯は日本一美しい桟橋と称される。海と桟橋とジャンボジェットが三位一体となった写真が撮れればさぞ記念になるだろう。
 
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空港の左側に通り池という観光スポットがある。宮古島温泉ホテルで一緒だった妙齢の一人旅女性とここですれ違ってお互い振り返って見直してしまった。池となっているが、底面では海とつながっている。
 
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ドローンを飛ばして2つある池を空撮しようとしている女性二人組。200g以内なら航空法の対象外なので問題ないが、これはどうなんだろう。もし超えているとなるとこの場所は第三者がいないとしても、空港から6km以内なので飛ばすことはできない。
 
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宮古島で塩を見たのでここでは製糖工場を視察しようとしたら一般見学はやっていなかった。近くに地元のスーパーがあったので行ってみた。昨日は塩ソフトだったので今日は黒糖アイスだ。
 
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このスーパーで作っているまさにご当地アイスをいただいた。上品な黒糖の甘味で後味もよい。ただ、値段は200円ぐらいでもよかったかもしれない。
 
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ここにはまもる君ドリンクがあったり、もう塩だか砂糖だかわかんないものが売っていたりしておもしろかった。シモジスーパー、あなどれませんぜ。
 
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さらに一角にはちゃんと石敢當(いしがんどう)の魔除けがあった。これを見かけると南国に来た感が倍増する。
 
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時間も16時となった。ラストは本島に戻って、砂山ビーチを今回のラスト撮影ポイントとする。
 
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365歩のビーチということらしい。
 
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文字通り結構な砂山を上がって降りると砂浜が現れる。
 
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鳥居のような岩が特徴だ。
 
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マリンスポーツを楽しむ様子を眺める女性の足元まで結構強い波が打ち寄せる。
 
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浜の右側でも押し寄せる波に戯れる女性がひとり。12月半ばだというのにこの衣装が気温と水温を物語っている。さて、レンタカーを返して東京に帰ることにしよう。
 
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那覇空港の東京便はほぼ満席に近い状態だった。時間ギリギリまで遊んで帰ろうという人の群れである。わたしが東京のアパートに到着したのはほぼ0時であった。さて、来年はどこで撮影をしようか。