今回いよいよ消費税が平成26年4月1日より8%になることが決定した。3月までの駆け込み需要も想定されるだろう。そんな中で、駆け込めないのがこの定期券だ。定期券の場合には使用期間にかかわらず購入日起算で課税される。つまり、3月31日までに購入をしておけば5%の計算で済む。おそらくわたしが利用しているJR東海も来年4月からは消費税分を転嫁するだろう。
ちょうど今回定期券の更新時期だったので改めて券面を見てみた。ICカード定期券なので券面を見ることはまずない。4年半前に購入して半年おきに表面だけを書き換えているのでずいぶんと汚れて文字も読みにくくなっている。
本来4月1日と10月1日になるはずだが、実異動日の関係でこのような時期になってしまっている。今回更新をすると平成25年10月15日~平成26年4月14日までの利用期間になる。となると、次回の購入日はいつであろうか。継続定期券の場合は使用開始日の14日前から購入ができることになっている。つまり、わたしの場合は平成26年4月15日の14日前、すなわち4月1日だ。ナニ?ちょっと待て、まさに増税元日ではないか。おそらく会社は3月25日の給与で半年分を先払いするので5%計算のはずだ。まさか3%は持ち出しに?
これを回避するにはどうするか!今回ばかりは継続をあきらめるしかない。新規で定期券を購入するのだ。今ある定期券の最終日10月14日を利用開始日とする新しい定期券を購入すると、平成25年10月14日~平成26年4月13日までとなり、次回は平成26年3月31日から継続定期券が購入できるようになる。おそらく増税前日とあってかなりの込み具合が想定される。それでも、わたしの場合で3%は1,296円に相当する。たった1日の差でこの持ち出しはきつい。今回早めに気がついて何よりであった。