
アリエクセールで140W充電器が3,000円で出ていたので思わず購入した。この分野ではアップル製140W USB-C電源アダプタが13,800円なので破格なのがわかる。AnkerやUGREENといった国内でも売られているメーカーでも1万円前後する。EU版しか売っていなかったが、US版をベースに変換プラグが付いているだけなので問題ない。
ご存じASOMETECHブランドながら、中身はL Labが2年ほど前に発表したものになる。KM003CのChargerlabでも分解レポートをしている。中身もぎっちり、放熱性もしっかり考えられている。140Wは卓上型しか持っていないので、携帯用充電器としてもひとつ揃えておくことにした。

品番のPST-140UC2-LBはオリジナルL Labと同じものを使っている。最大140Wを振り分ける方式なので他ポート利用でリセットは発生する。

ぎっちり作り込んであるだけあってずっしりくる重みがある。シャオミ120Wが半分の130gしかなく、そんなスカスカで大丈夫かと心配になる。


C1/C2とも単ポートで使用するときはPD 3.1の140Wをサポートする。

EPRではアップル製がAVSをサポートするのに対して、固定のみになる。

A1は一般的なプロトコルをサポートする。シャオミやOPPOの独自プロトコルには対応していない。そもそも7番ピンを持っていない。

最大出力140Wで1時間連続稼働させたときの最大温度は66℃だった。熱によるシャットダウンはなかった。分解記事からも見れる放熱効果が十分活きているのだろう。このスペックで3,000円はお買い得だった。もっともいまだにPD 100Wのものしか持っていないので宝の持ち腐れなのは変わりない。