LEDライト付き50000mAhバッテリー

QOOVIの角柱を買って半年、またQOOVIの新たな角柱がアリエクに登場していた。今度は50000mAhで実質4,600円だった。航空機に持ち込める160Whを超えてしまっている。自宅の非常用バッテリーという位置付けになるだろう。それにしても10000mAh単位が1,000円以下の相場になってしまっている。
ケーブル内蔵にケーブルおまけ付き

思っていた以上にデカい。本機はType-Cケーブルを内蔵しているのに、さらに別で光るC-Cケーブルが外付け、A-Cケーブルが同梱されている。

おまけケーブルは100WのeMarker入りのものになっている。
1kg超えの本体


それにしてもデカいし重い。前作と比較してみた。重さは1.1kgになってる。中身スカスカの容量偽装ではなさそうだ。


ゴム足はこの位置に付いているので立てて使うことを想定しているのだろう。内蔵ケーブルは先端コネクタ部分が本体にマグネットでくっ付くようになっている。
各ポートの出力充電規格チェック


それでは各ポートごとの充電規格をチェックしていく。内蔵ケーブルでは100Wの出力が確認できた。



C1、A1、A2もそれなりの出力をサポートしている。しかし、多ポートになると途端にただの人になってしまうのは前作と同じだ。シングルポート充電器と考え方がいい。
出力テスト


せっかくなので100Wを取り出してみる。1時間11分で停止したときに、残量はまだ28%を指していた。それほど筐体は熱くなっていない。



もったいないので、出力を段階的に下げながらすべてを絞り出してみた。
- 20V⎓5A:119.3Wh
- 20V⎓3A:48.7Wh
- 9V⎓2A:3.5Wh
合計171.5Whは公称185Whの92.7%を取り出せたことになる。これは驚異的な変換効率だ。
入力テスト

100Wでの入力は前作と同様に叶わなかった。内蔵ケーブル、外付けケーブルとも同じだった。UCC3でシンクとしてのポートチェックをしたが5V⎓1.5Aと答えるのみだった。3時間を過ぎたところで、富士山のすそ野のようなカーブで電流を切り下げていき、4時間14分で満タンになった。211.7Whが投じられた電力量で、本機の公称185Whは問題ないと思われる。
防災グッズとして
この容量でLEDライトが2基付いている。常灯と点滅が選べる。夜の12時間を点灯させるとして1ヶ月は余裕ではないだろうか。常灯させて100%からどれぐらい減るのかをまた調べてみよう。そういえば非常用として持っているポータブル電源を久しぶりに取り出してみた。まったく放電されていないのに驚いた。